第1期が2023年4月12日に放送されるやいなや、ビジュアル詐欺のサスペンス&泥沼芸能界モノという衝撃から話題を呼び大ヒットした「【推しの子】」。
2024年7月3日からは第2期が放送開始します。
この記事では放送に先駆け、今回アニメ第2期で放送されるストーリーの見どころを、個人的に好きな場面も含めて紹介していきたいと思います。
<この記事で分かること>
・「【推しの子】2期」の見どころ
・「【推しの子】2期」の面白い部分
・「【推しの子】2期」のアニメ情報と配信情報
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アニメ「【推しの子】2期」の見どころ・面白いポイント
「【推しの子】」2期は、主人公・アクアに加え、黒川あかね・有馬かな・鳴嶋メルト(「今日あま」の棒読みイケメン)たちが、2.5次元舞台に挑む物語になります。
ここでは、そんな「【推しの子】」2期の見どころや面白いポイントを、放送前にご紹介。
なお、重要な部分のネタバレはしない方向で語っていきますので、アニメを楽しみにしている人も安心して読んでいただければと思います。
お品書き
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①ドラマ化や舞台化問題で苦悩する現場の人たち
②黒川あかね×有馬かな直接対決
③棒読みイケメン「鳴嶋メルト」の後悔
④最近の舞台ってすげーんだ
⑤アクアの本懐、ルビーの怨恨
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①ドラマ化や舞台化問題で苦悩する現場の人たち
近頃ショッキングなニュースもあり「原作や原作者へのリスペクトの無い映像化」というのがネットでも話題になっていましたね。
原作者の許可のない原作改変。
原作の雰囲気・空気感を守れていない脚色。
イメージに合わない配役。
などなど…
「【推しの子】」2期では、1期にあったドラマ「今日あま」の大爆死に引き続き、2.5次元舞台でも、無許可の原作改変が起こり、アクアはまたもや裏でテコ入れすることになります。
しかし、原作者には原作者のこだわりや言い分があるように、現場には現場の苦悩やしがらみがある。
それでも、現場の人たちはその中で「いい物」を作り上げたいと努力しているんだというのが描かれており、創作者たちによるヒューマンドラマが見られる熱いエピソードとなっています。
余談
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過去実際にあった盗作まがいの映像化の一例。ドラマが普通に面白く仕上がっているのも、なんだかやるせない気持ちになる名作たち。
◆ドラマ『ナースのお仕事』(1996)
漫画『おたんこナース』のドラマ化を断ったら、超類似設定の“オリジナル”ドラマが制作されてしまった。
◆ドラマ『ロシナンテの災難』(2001)
同上の作者の漫画『動物のお医者さん』が元ネタとされる作品。経緯は『おたんこナース』同様。因みに、『動物のお医者さん』はテレ朝にて正式にドラマ化されている。
◆ドラマ『僕らの勇気 未満都市』(1997)
『チャイルド★プラネット』という漫画の盗作疑惑が濃厚な作品。なお、番組側は盗作を否定している。これに関しては事後承諾すらない盗作だったらしい。
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②黒川あかね×有馬かな直接対決
劇団の「若きエース」と呼ばれる女優・黒川あかね。
元天才子役であり現在はアイドルとして再出発中の有馬かな(真ん中の女の子)。
同じ現場に2人のヒロイン、何も起こらないはずもなく…。
2人とも子役時代から役者業に勤しみ、現在も活躍する女優。「2.5次元舞台編」では、互いに因縁深いものを内に抱きながら、それぞれのやり方で舞台を作り上げていきます。
◆屈折した感情と有馬かなの覚醒
一度は落ちぶれ忘れ去られてしまった有馬かなにとって、若きエースと呼ばれる黒川あかねは疎ましい存在でありライバル。
対して黒川あかねにとっても、有馬かなは「子役時代に役を奪われ続けた」という相手であり、もう負けたくないライバル。
そんな2人は、お互いタイプの違う役者でありながら、能力を認め合う好敵手。
だからこそ、黒川あかねは現在の有馬かなの演技に不満を抱いていた。
有馬かなの過去と黒川あかねの熱がぶつかり合う2人の青春ドラマが、今回の「2.5次元舞台編」全体を通して描かれるので、2人の関係がどうなっていくのかも、注目してほしい部分です。
③棒読みイケメン「鳴嶋メルト」の後悔
こいつも忘れてはいけない。
みなさん覚えておいででしょうか…。そう、有馬かながヒロインとして出ていたドラマ『今日は甘口で(通称:今日あま)』の棒読みイケメン「ヒトリニサセネーヨ!」の人です。
あのドラマだけのちょい役かと思えば、まさかの再登場。
しかし、この短期間で演技がうまくなるわけもなく、実力派俳優を揃えた今回の現場では大根役者として共演者からも厭味を言われる始末。
そんな鳴嶋メルトの血のにじむ努力が、敗北から立ち上がる少年漫画の主人公のようで、こちらもとても青春していて、個人的に好きな部分です。
④最近の舞台ってすげーんだ
不幸な行き違いが重なり原作者の許可を取れないまま脚本を制作したせいでトラブルが発生。すでに稽古が始まっていたにもかかわらず、舞台「東京ブレイド」は原作者の一声であわや中止の危機に陥ってしまいます。
こだわりの強い原作者は、脚本家の言い分に耳を貸さず「自分で舞台用の脚本を作る」とまで言い始めてしまい、現場もてんやわんや。
舞台には舞台の、ドラマにはドラマの、その特性を把握して最適な脚本を作るプロがいる。
「今回の舞台で用意した機材では何ができて何ができないのか」それを知らないまま脚本を作ることなど無理だと判断したアクアは、脚本家の必要性を原作者に伝えるため、現代の技術を使った舞台を見てもらうことに。
こういったトラブルを交えて、最近の舞台の事情と、脚本家の必要性、舞台に関する色々な事情をフィクションとはいえ垣間見れるのも、このエピソードの面白い部分です。
(筆者は現代の演劇を知らないのでこれが事実なのかは知らない…)
⑤アクアの本懐、ルビーの怨恨
ヒロイン2人がしのぎを削って覚醒し、棒読みイケメンも後悔から奮い立ち、アクアも「感情演技」という苦手分野にぶつかり“トラウマ”と向かい合う。
そんな若き役者たちが各々の苦手やトラウマと直面し成長を見せる「2.5次元舞台編」。
成長物語を繰り広げながらも、アクアは己の本当の目的を忘れていませんでした。
彼は舞台「東京ブレイド」の共演者からついに、自身の「異母兄弟」を見つけ、父親の正体に近づくことに…。
そこから始まる「プライベート編」。
現実に向き合おうとするアクアとは対照的に、ルビーは衝撃的事実を目撃してしまい過去に囚われ復讐心に駆られてしまう。
2人の心境が逆転し、物語に暗雲立ち込めるドキドキの「プライベート編」は、サスペンスものの本領発揮してきた感じでワクワクしますね!
アニメ2期は原作の何話から何話までやる?
「【推しの子】」第1期は、原作コミックスの4巻の最後までアニメ化されており、2期は5巻から始まります。
▼確定情報
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アニメ
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漫画
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ストーリー
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【推しの子】1期
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全11話
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1巻~4巻
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・序章
・恋愛リアリティショー編
・新生B小町結成編
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【推しの子】2期
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全?話
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5巻~?
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・2.5次元舞台編
・プライベート編
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「2.5次元舞台編」は5巻~7巻までの話なので、7巻までやることは確実です。
その後「プライベート編」に突入し、アクアとルビーが過去と現在に向き合う、物語の転換期を迎えます。
こちらもキービジュアルに「プライベート編」らしきイラストが載っているので確実でしょう。
◆プライベート編
「2.5次元舞台編」にて復讐に目途がついてしまったアクアと、「プライベート編」にて衝撃的事実を目撃し復讐心を芽生えさせるルビー。
「プライベート編」では2人の心境が逆転し、暗雲が立ち込めるといったドキドキの展開で、まさに続きが楽しみになる終わり方です。
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問題はその後「中堅編」までやるかどうかですが、「中堅編」を始めてしまうとストーリー的には少し切りが悪いですよね。
1期では4巻分やっていた(第一話80分という変則的なものだけど…)ので、ちょっと切りが悪くても「中堅編」の途中(9巻終わり)までは放送するか。それとも切り良く詰め込みすぎず「プライベート編」(8巻)で終わりにするか。
どちらになるでしょうね。
▼予想
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アニメ
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漫画
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ストーリー
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【推しの子】1期
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全11話
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1巻~4巻
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・序章
・恋愛リアリティショー編
・新生B小町結成編
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【推しの子】2期
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全?話
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5巻~9巻(未定)
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・2.5次元舞台編
・プライベート編
・中堅編途中まで(未定)
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【推しの子】2期1話先行上映会開催
※既にチケットの販売は終了しています。
アニメ「【推しの子】」の第2期放送前に先駆け、映画館での第1話上映、そして出演声優登壇によるトークイベントが開催されます。
イベントの内容はライブビューイングで全国劇場でも視聴することが可能となっています。
【日時】 6月30日(日)
〈第1部:御礼舞台挨拶〉13:00の回(上映終了後登壇)全国同時生中継あり
〈第2部:記念座談会〉15:10の回(上映前登壇)全国同時生中継あり
【登壇者】
大塚剛央、伊駒ゆりえ、潘めぐみ、石見舞菜香、大久保瑠美/松澤ネキ(MC)<以上予定>
【本会場】
丸の内ピカデリー
【チケットの購入】※予定枚数終了
通常席:3,300円
一般発売:6月22日(土)10:00〜6月29日(土)16:00
インターネット購入:https://w.pia.jp/t/oshinoko-anime/
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アニメ「【推しの子】2期」は2024年7月3日スタート
原作
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赤坂アカ×横槍メンゴ
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監督
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平牧大輔
(「SELECTION PROJECT」ほか)
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制作
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動画工房
(「ダンベル何キロ持てる?」ほか)
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放送
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【1期】2023年4月12日~6月28日
【2期】2024年7月3日~
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OP
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「ファタール」GEMN
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キャラ/声優
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アクア/大塚剛央
ルビー/伊駒ゆりえ
有馬かな/潘めぐみ
黒川あかね/石見舞菜香
MEMちょ/大久保瑠美
姫川大輝/内山昂輝
鳴嶋メルト/前田誠二
鴨志田朔夜/小林裕介
鮫島アビ子/佐倉綾音
吉祥寺頼子/伊藤 静
雷田澄彰/鈴村健一
GOA/小野大輔
金田一敏郎/志村知幸
アイ/高橋李依
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DMM TVサービス概要
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月額料金
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550円(税込)
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特徴
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備考
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まとめ:アクアの次の舞台は2.5次元の世界
順調にコネを手に入れ役者としてのキャリアを積んでいく星野愛久愛海(16)。
そして、今回ヒロイン2人が同じ舞台に立つという修羅場の予感がビンビンなエピソードとなっています。
ヒロイン2人の攻防やアクアが隠していたトラウマなど、少年少女たちの青春が描かれる外側では、舞台を作り上げる大人たちの必死の駆け引きがあり、役者サイドと制作者サイド2つでおいしいストーリーとなっており、今からアニメの放送が楽しみです。
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