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【怪獣8号】超実力主義の第1部隊隊長「鳴海弦」の戦闘能力や人物像をまるっと解説

オっさん

更新日:2024-4-10

鳴海弦_サムネ

<プロモーション>

『怪獣8号』は集英社によるWebコミック配信サービス『ジャンプ+』にて掲載されている漫画を原作とするアニメ。

 

2020年7月にジャンプ+で連載を開始し、第1話がいきなり100万閲覧数を突破し話題を呼びました。その後も順調に閲覧数を伸ばしていき、現在では『SPY×FAMILY』と肩を並べるジャンプ+の看板作品となっています。

 

そんな『怪獣8号』に登場する隊長の一人、日本最強を担う鳴海弦。

この記事では、日本最強・鳴海弦について紹介するとともに、彼の魅力について語っていきたいと思います。

※作品のネタバレを含む内容のため要注意

 

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【怪獣8号】鳴海弦(なるみ げん)のプロフィール

 

基本情報(身長・年齢・その他)

 

所属

日本防衛隊 第一部隊

階級

第一部隊 隊長

年齢

???

身長

175cm

誕生日

12月28日

声優

???

 

有明りんかい基地を拠点とする、日本防衛隊第一部隊の隊長。

「実力こそ全て」なクソガキ根性を持ったまま成長した不真面目な大人。暇さえあれば職場でもゲーム機を持ち込んでランクマに勤しむゲーム廃人。亜白ミナからも「怪獣を殺す事しか取柄がない」と言われるほど。

日本最強の対怪獣戦力だが、真面目で華のある亜白ミナがいつも世間の注目を集め、マスコミもSNSも亜白ミナを支持しているので、対抗意識と嫉妬の炎に燃えている。

 

声優:未発表

(2024年4月現在)まだ声優が誰になるか分かっていません。

 

皆さんは誰が合うと思いますか?

「みんなの声優予想」は別の項目にて紹介していますので、そちらをご覧ください。

 

鳴海弦は単行本何巻から登場?

鳴海弦は単行本5巻第38話にて登場します。

 

カフカの正体がバレ、四ノ宮パパ(四ノ宮功)が尋問という名の戦闘を行っているところ、四ノ宮パパの危機に飛び出してきたのが初登場です。

 

 

その後は、四ノ宮キコルが第一部隊に転属され、彼女の上司であり師匠という立場で再登場します。

 

戦闘能力|日本最強の対怪獣戦力

鳴海弦は日本最強の基幹部隊である第一部隊の隊長をつとめる実力者。

第一部隊の強さは、アメリカで暮らしていたキコルの耳にも入るほど、海外でも有名だった模様。

 

部隊全体の平均解放戦力は約40%と、そのほとんどが小隊長クラスの実力を有している。

 

 

身の丈ほどもある巨大な銃剣を扱う、遠距離近距離ともに熟すオールラウンダー

そして、接近戦闘能力は「小型怪獣相手なら亜白ミナに負けない」と自他ともに認める保科宗四郎と並ぶ防衛隊トップの実力。

 

識別怪獣兵器1|未来を見通す目

フォルティチュード8.0以上の大怪獣をベースとした生体兵器「識別怪獣兵器(ナンバーズ)」。鳴海弦は複数ある識別怪獣兵器の中の、怪獣1号をベースとした識別怪獣兵器1の適合者。

 

スーツに複数ついているネジのような丸い物は全て怪獣の眼であり、戦闘時には開眼している。

 

 

識別怪獣兵器1の能力

この兵器固有能力は、怪獣の組織から作った特殊なコンタクトとスーツに内蔵された複数の目から、相手の体内の電気信号を視覚的に受け取り相手の動きを先読みする、疑似的な未来予知

 

そのため、フルオートの攻撃や、電気が通らない(通りにくい)純水相手では、動きの先読みが出来ないというのが弱点だった。

 

【能力の進化】

識別怪獣兵器1の能力が全く通用しない怪獣11号に追い詰められた鳴海弦は、怪獣1号が生前持ち得なかった能力を開花させ(正確には戦闘中に開花したわけではなく、元々訓練により獲得していた模様)その弱点を克服。

 

能力を拡張させた識別怪獣兵器1は、体内の電気信号だけでなく、電子の動き・温度変化その他諸々様々な物理的情報から本当に未来を予測する「ラプラスの悪魔」に進化した。

 

ラプラスの悪魔とは

フランスの数学者ピエール・シモン・ラプラスによって提唱された空想上の計算機。

「時間」というのは物理的なもの。つまり、未来の予測は物理的現象全てを把握することで可能になるのではないか?という空想。

「ラプラスの悪魔」は宇宙に存在する全ての物質や粒子の位置と運動量、そして物理的な法則を正確に把握することで理論的に未来視をでき…たらいいな~というラプラスさんが考えた最強の計算機。実際は色々ムリがあるらしい。

 

本当に最強???

作中で明確に「日本最強の対怪獣戦力」と記述があるにもかかわらず、演習でのランキングは「小型怪獣部門」では保科宗四郎が、「遠距離射撃部門」では亜白ミナが鳴海弦を抜いている。

そして、既に故人ではあるが、討伐数は四ノ宮ヒカリが歴代トップとのこと。

 

まだ根に持ってます?討伐演習ランキング小型怪獣部門で僕が鳴海隊長抜いてしもたの

 

「怪獣8号」第57話より抜粋

 

おそらくこの最強というのは「総合能力」の事なのではないでしょうか。あとついでに故人を含めない現在の称号です。

個人の総合的な戦闘能力はもちろん、部隊としての強さも加味されている。そう思えば、隊員全体平均が小隊長クラスとされている鳴海弦の部隊は、亜白ミナの部隊よりも戦闘評価は高いでしょうし、部隊を育て指揮する隊長である鳴海弦の隊長としての評価も上がるというもの。

 

実際、鳴海弦の部隊は日本を飛び越えアメリカにまでその実力が知れ渡っているのだから、こういう見方はあながち間違いではないように思えます。

 

人物・過去|クソガキ精神を持った大人

鳴海隊長の人物像と、現在判明している過去について解説。

 

キコル「どうしよう、尊敬の念が湧いてこない」

 

職場の私室を私物化。ついでに汚部屋。

通販サイトの段ボールは積み上げられ、プラモを飾り、布団を持ち込み、ゲーム機を持ち込み、仕事中にランクマに勤しむオタク。

 

会議などの面倒ごとは恥ずかしげもなく副官の長谷川に押し付けるなど、戦闘能力にステータス全振りされた人間性。

 

そんな人間だが、実力は確かであり、負けず嫌いの努力家。

ついでに実力さえあればどんな人間であろうと評価する。そういう人間だからか、彼を慕う部下は多いようで、彼の部下には彼と同じようにメッシュを入れている隊員がいる。

 

そして読者人気も高い。

 

四ノ宮パパの生意気な弟子

 

隊長になる以前の鳴海弦は、遅刻欠席の常習犯・規則違反&命令違反常習犯。そのため小隊を8回も追い出され除隊処分目前な、超超問題児。ここまで不真面目だと、逆に鳴海弦が防衛隊に入隊した経緯が気になってくる…。

 

そんなクソガキ鳴海を実力で黙らせ、隊長になるまでに育て上げたのが、前第一部隊隊長である四ノ宮キコルの父・四ノ宮功

 

アイツはきっと第一部隊を背負って立つ。しかしまだ足りん。勝利の経験も、敗北の経験も。

私は壁として立ちはだかり続けなければならん(中略)あの馬鹿(鳴海弦)が本物になるまでは

 

「怪獣8号」第88話より抜粋

 

鳴海弦は四ノ宮功が現場を退くまでの間、スーツでの格闘戦も、剣道も、柔道も、射撃も、果てには幼稚なイタズラでも、勝つことができなかった。

どんなに努力しても表情一つ崩さず鳴海をボコボコにし「第一部隊に無能はいらん」と吐き捨て去っていく四ノ宮功に、負けず嫌いの鳴海は必死に噛みつき追い縋った。いつか、あいつの表情を崩し、自分を無能ではないと認めさせてやると。

 

 

でも四ノ宮パパ、実は必死に取り繕っていただけで、目覚ましい成長速度の鳴海弦にちょっと焦ってました。いつまでも彼(クソガキ)の壁となれるよう、負けないよう、影で努力してました。鳴海、お前は認められていたんだよ…。

 

かっこいい「鳴海弦」名場面3選

クソガキ根性丸出しとはいえ、その実力は本物。人間性はともかく、慕う部下も多い。

 

いや鳴海弦の場合、純粋に慕われているというより「ダメだこの隊長…私が何とかしないと」っていうヒモの才能か…?

 

…まぁともかく、そんな部下に慕われる(?)鳴海隊長のカッコイイ場面3選。

 

実力主義を掲げ、人間性は問わない

 

四ノ宮キコル

礼儀も、身なりも、勤勉さも、品位も、

ボクはキミに求めない

要求は一つだ

圧倒的な「実力」を示せ

行儀の良い無能ならいらん

 

 

単行本5巻第39話にて、配属初日の四ノ宮キコル対して鳴海弦が放った言葉。

自分がクソガキを経由して大人になっただけあり、クソガキへの対応を心得ている。

 

…しかし、実はこの言葉、昔鳴海が四ノ宮功から言われたものだった。

それを成長して隊長になった鳴海が、今度は四ノ宮キコルに言うのが、最高にエモいですね。

 

まさに最強、一騎当千の戦いぶり

 


いえ、私たち(一般隊員)も避難対象です

(中略)

今このエリアで最も危険な生物は

鳴海隊長です

 

 

 

第71話にて、東京中に怪獣が発生し大混乱に世間が陥っていた時。

7体もの怪獣を一掃するシーン。

一般隊員を足手まといとするその有り様は、まさに最強。

 

怪獣1号の能力を拡張・進化

 


ありえん…!

1号の能力はあくまで

体内の電気信号を読む

疑似的な未来視だったはずだ!!

 

 

鳴海「“1号だった時”にはな」

 

第87話にて、師である四ノ宮功の記憶を移植され作られた「対鳴海用怪獣」怪獣11号に、自身のもつ“識別怪獣兵器1”の能力が通用せず、絶体絶命のピンチに陥った時。

鳴海の戦い方を誰よりも理解している四ノ宮功の記憶をもつ怪獣の想定を超え、鳴海は“識別怪獣兵器1”の能力を拡張し進化させた

 

実際のセリフにはないけど「いつまでもテメェの想定内だと思うなよクソじじぃ」って声が聞こえてきそうなのが、切ない。

 

クソガキ「なるみげんくん」迷場面3選

前述とは打って変わり、ダメンズ鳴海弦の迷場面。

 

職場の自室を私物化&汚い

 


ボクの部屋をどう使おうがボクの勝手では!?

そもそもこの部屋が散らかってて困るのは君なんだから

君が片付けるべきではないか!?

ボクに押し付けるんじゃn

ああああああ!

勝手に触る(捨てる)な

自分でやるから、自分でやるからァ!

 

 

 

単行本5巻、第39話。四ノ宮キコルが鳴海の部隊に配属されることになり、初めて鳴海弦の全容が明かされる記念すべき再登場シーン。それがこの汚部屋。

さすが亜白ミナに「怪獣を倒すこと以外に取柄がない」と言われるだけはある、クソガキを超えるクソっぷり。そのあと部下に容赦なく雑に扱われてるところまで芸術点が高い。

 

エゴサに余念がない日本最強

 


「亜白の手柄になってて草w」

「鳴海涙目w」

「鳴海は発言がイタい」

「隊長には品格も必要」

ってお前誰やねん!!

あ、フォロワー減った!!

 

 

 

第40話にて、会議の呼び出しをスルーして屋上でエゴサしてるクソガキ鳴海。

キコルに指摘されても「会議?なんでそんな地獄のようなむさ苦しい場所に行かねばならん?」と、めんどくさいことを副隊長の長谷川に丸投げしていることを隠しもしない。

 

勝手にナワバリバトル

 


保科ァァ

ワレ誰の許可取ってワシのナワバリに

足踏み入れとんのじゃァ

 

 

保科「あれあれ~もしかしてまだ根に持ってます?討伐演習ランキング小型怪獣部門で僕が鳴海隊長抜いてしもたの」

 

第57話にて、鳴海のいる有明りんかい基地にやってきた保科に絡みに行く鳴海。

鳴海の所属する第一部隊と保科の所属する第三部隊は同じ東京を管轄に持つため、ことあるごとに比較され、それが両者間の軋轢を生んでいる。とは副隊長・長谷川さんの言葉。

 

しかし、訪れた保科をわざわざ部下を大勢引き連れ威嚇しに行くさまは…部隊長というより、さっそくただのヤンキー。

 

鳴海弦の声優は誰がいい?|みんなの声優予想

 

 

 

声優

出演作品(キャラ)例

投稿数

中村悠一

呪術廻戦(五条悟)

3

花江夏樹

アンデットアンラック(シェン)

3

石川界人

マッシュル-MASHLE-(ランス・クラウン)

2

遊佐浩二

鬼灯の冷徹(白澤)

2

宮野真守

東京喰種(月山習)

2

江口拓也

宇宙戦艦ティラミス(スバル・ビヨンド)

2

檜山修之

青の祓魔師(外道院ミハエル)

1

山口勝平

HUNTER×HUNTER(フェイタン)

1

内田雄馬

ブルーロック(御影玲王)

1

神谷浩史

絶望先生(糸色望)

1

 

中村悠一さんは「五条悟」という似たようなキャラを演じていただけあって皆さんイメージしやすいのかX(旧Twitter)でも一番名前が挙がっていましたね。

しかも中村悠一さんは他にも「迅悠一(ワールドトリガー)」や「士道龍聖(ブルーロック)」など、強いんだけど飄々orチャランポラン…みたいなキャラも結構やられているので、そういうイメージがなんかもう、染み込んでますよね。分かる。

 

アニメ「怪獣8号」は4月13日から放送開始!

アニメ「怪獣8号」

 

4月13日より毎週土曜23:00~

テレ東系列ほかにて放送

 

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30日間

ディズニープラス

月額990

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まとめ:鳴海弦

鳴海弦、かっこよくて私も好きです。流石人気投票2位のイケメンです。

しかし、鳴海弦を見ていると女性がヒモを養ってしまう理由が分かってしまって複雑です…。

 

「まったく…しょうがない人ですね。」って思わせて世話を焼かせる魅力が、鳴海弦にはあります。仕事できる人なのに、高潔でも完璧でもないダメなところが愛おしいキャラクターですよね。

 

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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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執筆

オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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