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【怪獣8号】保科宗四郎(ほしなそうしろう)とはどんな人物?飄々とした彼の意外な本性

オっさん

更新日:2024-3-26

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<プロモーション>

『怪獣8号』は集英社によるWebコミック配信サービス『ジャンプ+』にて掲載されている漫画を原作とするアニメ。

 

2020年7月にジャンプ+で連載を開始し、第1話がいきなり100万閲覧数を突破し話題を呼びました。その後も順調に閲覧数を伸ばしていき、現在では『SPY×FAMILY』と肩を並べるジャンプ+の看板作品となっています。

 

この記事では、そんな『怪獣8号』に登場する人気キャラ・保科宗四郎を紹介するとともに彼の魅力について掘り下げ(語っ)ていきたいと思います。

※作品のネタバレを含む内容のため要注意

 

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保科宗四郎(ほしな そうしろう)のプロフィール

 

日本防衛隊第3部隊副隊長。室町時代から続く怪獣討伐の家系。刀のスペシャリストで、小型~中型の怪獣討伐においては隊長の亜白ミナをも上回る実力を持つ。

 

基本情報(身長・年齢・その他)

 

所属

日本防衛隊 第三部隊

階級

副隊長

年齢

???

身長

171㎝

誕生日

11月21日

声優

河西健吾

第1回キャラクター人気投票

1位(獲得23,686票/全体投票数82,600票)

 

キノコ頭で糸目。関西弁で飄々としたキャラクター性は、上司でありながら主人公が所属する第三部隊のムードメーカー的存在。

 

メイン武器は「刀」。

接近戦のスペシャリスト。遠距離武器の適性がない(銃器の解放戦力が低い)ため接近戦闘しか出来ないともいう。小・中型怪獣相手であれば「大怪獣」レベルの強敵でも後れを取ることはない。

 

家庭環境

室町時代から続く怪獣狩りの名門「保科家」の末裔。

怪獣を殺すために生み出された(と思われる)独自の流派「保科流刀伐術」を脈々と受け継ぐ剣士の家系。

 

◆兄・保科宗一郎

保科宗四郎には5歳年上の兄がいる。

彼もまた日本防衛隊に所属しており、現在は兵庫県を拠点とする第6部隊の隊長を務めている。

幼い頃は兄が「保科家の完成形」と言われるほど天才だったため、コンプレックスや劣等感を抱いていた模様。

 

◆刀を捨てた父

宗四郎と同じように刀で怪獣と戦い、宗四郎の憧れであった父親は、とある作戦後に健康体であるにもかかわらず前線を退いた。

これは遠距離武器で怪獣を掃討する現代の作戦において、接近戦闘しかできない身では役に立てないため、これ以上無様を晒す前に潔く退いたのたのだと、その後の描写から察せられる。

 

そんな元々は憧れだった父親から「もう刀は時代遅れ」「怪獣に通用しないから前線を退け」と散々言われ続け、刀でしか戦えないことにコンプレックスを抱きつつ、それでも刀を手放すことはなかった。

 

その努力は現在、亜白ミナ(超遠距離特化)という自分と真逆の戦闘スタイルを持つ隊長を支える役割を与えられたことで報われている。

 

意地悪クソ兄貴、でも弟の実力は信頼している


保科宗四郎にとって目の上のたん瘤だっただろう、クソ兄貴「保科宗一郎」。

刀の稽古をするたび弟を「雑魚」と煽り散らかす保科家の完成形と言われていた天才兄。

弟イジメに余念がなかった兄だったが、誰もが無理だと思っていた保科宗四郎の識別怪獣(怪獣12号)単独撃破をこの人だけは疑っていなかった。


「そりゃそうやろ。その怪獣、宗四郎相手に接近戦挑んだらしいやんか、そら無謀やで。」

 

声優:河西健吾

アニメ「怪獣8号」保科宗四郎の声優

 

生年月日

1985年2月18日

出身地

大阪府

身長

158cm

公式X(旧twitter)

@Kengokawanishi

出演作品(キャラ)

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(三日月・オーガス)

三月のライオン(桐山零)

鬼滅の刃(時透無一郎)

Dr.STONE(あさぎりゲン)

FGO(ペペロンチーノ)

 

 

戦闘スタイル|刀を使う接近戦闘のスペシャリスト

▼保科宗四郎がかっこいい漫画4巻のPV

 

「保科流刀伐術」という、古くから伝わる保科家独自の剣術を用いて戦う。

銃器の解放能力が低く遠距離武器が使えないため、銃器で戦うのが主流の現在では珍しい刀専門の戦闘員。

 

小・中型怪獣の討伐においては亜白ミナ隊長をも上回ると自負しており、実際に保科と相対したカフカ(怪獣8号)も「人間の動きじゃねぇ!!」と驚きビビるほど。

 

  • 専用武器の双剣

刃渡りが短めの、おそらく脇差。

 

イラスト的には直刀にも見えますが、直刀は刺突に特化している刀で、引き切りは不向きな武器です。

「保科流刀伐術」は超高速の引き切りを武器としているため、この保科宗四郎が使っている刀は、反りが少ない刃渡り60㎝未満の脇差と思われます。(補足:太刀は反りが深いことが特徴なため除外)

 

打刀(脇差)は室町時代に発展した日本刀の形なため、保科家の起源とも合っていますね。

 

スピードが持ち味の「保科流刀伐術」を活かす刃渡りが短い武器を用いているため、小・中型怪獣相手には無類の強さを誇るが、大型怪獣相手だと核まで刃が届かず仕留めきることができないのが彼の弱点です。

 

怪獣も惚れる、戦闘能力

 

俺を兵器化してお前が着ろ

お前の体を俺によこせ

 

漫画3~4巻にて登場した強敵「怪獣10号」。

敵だった10号は自身と拮抗した戦いを魅せた保科宗四郎を気に入り、捕縛後は怪獣9号の情報と引き換えに「保科宗史郎専用武器」になることを望んだ。

 

なんだか最初は保科宗史郎を乗っ取りそうな勢いだったが、意外にも戦闘中は保科宗史郎のオーダーを(いがみ合いながら)素直に聞く、暴れ馬に見せかけた忠犬となっているようだ。かわいいね。

 

人格|飄々として見えて意外と○○

漫画「怪獣8号sideB」保科宗四郎

 

糸目で関西弁、絵にかいたような飄々としたつかみどころがないキャラクター。

しかし、心の内には刀でしか戦えないことへのコンプレックス兄への劣等感を抱えていた。

 

そんな感情を抱きつつも決して刀を手放すことがなかった彼の本心(エゴ)とは?

 

兄にコンプレックス、しかしその本質は

保科宗四郎には保科宗一郎という「保科家の完成形」と言われる兄がいた。

その兄も弟同様、日本防衛隊に所属し、兵庫県を拠点とする第6部隊の隊長を務めている。

 

そんな兄がいたため家族から期待されることもなく、刀は時代遅れと言われ努力を認められず、挙句銃器への適性がないせいで「防衛隊は諦めろ」と周りから言われ続けていた。

 

「防衛隊は諦めろ。もう刀の時代ではないんや。」

「お前は銃器の解放能力が低い。」

「前線を退き指南役になれ。」

 

「刀を自分から奪ったら何も残らなくなる」と思いながら刀にしがみついていた保科宗四郎。

その努力は亜白ミナにスカウトされることで報われるが、それまで刀にしがみついていた理由は、コンプレックスや劣等感といった後ろ向きな感情だけではなかった。

 

保科宗四郎がカフカを注目する理由


物語序盤、入隊試験にて保科宗四郎がカフカを注目するような描写がある。

読者から見てカフカは「30を過ぎても夢を追い、現実が見えておらず突っ走り命令無視」という、ちょっと30過ぎた大人の行動としては慎みがなく、上司である保科宗四郎が彼を注目する理由が見つからなかった。


しかし、保科宗四郎もカフカ同様「防衛隊は無理だ」と言われていた過去を持つ身だと分かると、彼のカフカの努力を認めるような言動は考えさせるものがありますよね。


「誰からも認められない努力」をした者同士思うところがあったでしょうし、亜白ミナに自分が引っ張り上げられたように、自分も「諦めない者」に手を差し伸べようと思ったのでしょう。

 

刀で戦うの大好きな戦闘狂

 

怪獣10号をベースとした装備「識別怪獣兵器10」をまとった保科宗四郎は、怪獣10号の意識を残した「識別怪獣兵器10」に戸惑っていた。

 

圧倒的に好みが合わない。

 

保科宗四郎は合理的に最善手を選び戦う。

怪獣10号はわざとピンチになってギリギリの戦闘を楽しむ。

戦闘開始直後はまったく息が合わず、いがみ合い罵りあい、トムジェリのごとく仲良く喧嘩しな状態の2人。

 

漫画「怪獣8号」保科&10号コンビ

 

 

もともと怪獣をベースとした識別怪獣兵器には装備者の本能をむき出しにしてしまうというデメリットが存在した。

 

識別怪獣兵器の使用者は、大怪獣の膨大なエネルギーとその細胞に同調する影響で脳が活性化して神経伝達物質と伝達速度が以上に高まる。

結果、本来の人間性や欲望が強く表に現れる。

性格によっては・・・己の身を亡ぼしてしまうほどに。

 

「怪獣8号」62話より抜粋

 

保科宗四郎も例にもれず、「識別怪獣兵器10」怪獣10号との問答によって己の本当のエゴに気が付いてしまう。

 


あんな強ぇ奴が目の前にいるんだぜ、最高じゃねーか

やめたくねぇんだろ?

俺はこぶし、お前は刀

死ぬその瞬間まで


好きなことして楽しもうぜ

 

 

なぜ、父や上司に時代遅れと馬鹿にされても刀を手放さなかったのか。

なぜ、兄に何度ボコボコにされ雑魚と罵られても手合わせを止めなかったのか。

 

それは保科宗四郎の根源に「刀で戦うのが楽しい」という感情があったからだった。

 

そんなわけで、トムジェリ漫才コンビ改め、保科宗史郎&怪獣10号の脳筋コンビが爆誕した。

 

保科宗四郎の名言/最高のシーン

第三部隊を支える副隊長・保科宗四郎のかっこいいシーンをご紹介!

糸目キャラが戦闘中開眼するのって、どうしてこう魅力的なんでしょうね。

 

彼のカッコイイ姿を知れば、まだアニメ・漫画を見てない人もきっと気になって漫画を手に取ること間違いなし…?

 

部隊を支える副隊長

 

ほな僕も、最後まで

務めを果たさんとな

 

漫画「怪獣8号」4巻

 

4巻29話にて、主人公たちが所属する立川基地へ、飛竜型怪獣を率いて強襲してきた怪獣10号。

格闘を用いて戦う接近戦特化の怪獣10号と、そんな強敵とサシで戦うこととなった保科宗四郎。

 

重症を負い、装備もオーバーヒートし、追い詰められた状態で放ったのが上記のセリフ。

保科宗四郎の責任感の強さと、副隊長という自負と、隊長への信頼が見える素敵なシーンです。

 

彼は亜白ミナが望んだとおり、道を切り開き、隊長の到着までの時間を稼ぎ、立川基地を守り切った。

 

「僕はこの基地の副隊長。隊長(あの人)に繋ぐのが務めや。」

 

飄々として見えて超努力家

 

8号対策や

次遭遇したら

一発でぶった切れるようにな

 

 

3巻20話にて、怪獣8号(カフカ)を取り逃がし、23話にて「次は仕留める」と皆が寝静まった夜に訓練をしているシーン。

 

怪獣8号や9号といった、今までとは一線を画す強敵の出現に部隊を率いる1人として「自分がやらなあかん」と、次の機会に備えて爪を研ぐ姿がカッコイイ

 

10号により己のエゴに気付く

 

やめたくねぇんだろ!?

手放したくねぇんだろ!?

そりゃお前…楽しいからだ!

 

91話~92話にて、格闘技を用いて戦う強敵を前に、絶体絶命のピンチに陥る保科&10号。

 

自分の刀が通じず「もう終わりだな…」と諦めかける保科に10号が語り掛け問答の末、保科宗四郎が外面を取っ払った己の根源的欲求に気が付くシーン。

 

兄への劣等感でもなく、唯一の取柄というネガティブな感情でもなく、副隊長としての責任感でもなく、「刀を振るうのが楽しいから」という己のエゴに気が付く保科宗四郎の覚醒シーンは滅茶苦茶カッコイイ

 

かっこよさに痺れると同時に、戦闘狂キャラは死亡率が高いので彼の今後が心配です…。私の推し、どうしてすぐ死んでしまうん?

 

アニメ「怪獣8号」は4月13日から放送開始!

アニメ「怪獣8号」

 

4月13日より毎週土曜23:00~

テレ東系列ほかにて放送

 

各種動画配信サービスにて、毎週土曜23:30より順次配信開始。

※配信サービスによって配信日時が異なる場合あり

 

 

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まとめ:保科宗四郎とはどんな人物?

第三部隊隊長・亜白ミナを支える副隊長・保科宗四郎。

飄々としててつかみどころが無さそうなキャラクターなのに、根本的には刀で戦うの大好きな戦闘狂というのが良いですよね。

 

糸目で関西弁で飄々としててムードメーカー的キャラクターなのに、自分を拾ってくれた亜白ミナへの忠誠心も高いし副隊長としての責任感や自負もあるという、大っぴらに見せないだけで篤実な男・保科宗四郎。これは納得の人気投票1位。

 

そんでもって怪獣10号と脳筋コンビ結成によって、さらに保科宗四郎の人気はうなぎ上り。保科宗四郎…おそろしい男。

 

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※本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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