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映画『アバター』あらすじ&ネタバレ解説!結末や伝えたいこととは

たみ

更新日:2023-6-6

<プロモーション>

2009年に公開され、最新技術や美しい3D、CGの映像で話題を呼んだ映画『アバター』。

興行収入歴代1位を記録している人気作品です。

 

当記事では、

 

 ・映画『アバター』のあらすじ

 ・映画『アバター』の登場人物&キャスト情報

 ・映画『アバター』の配信状況

 ・映画『アバター』のストーリーを考察&解説

 

などを紹介します!

 

まだ本作を視聴していない方や、視聴したけれど難しくて良くわからなかったという方向けに、ストーリーの要点や設定、キャラクターの関係性などをわかりやすく解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

 

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映画『アバター』基本情報

映画『アバター』メイン画像

 

映画『アバター』基本情報

監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
製作

ジェームズ・キャメロン

ジョン・ランドー

音楽 ジェームズ・ホーナー
公開年月日

全米:2009年12月18日

日本:2009年12月23日

上映時間 162分
興行収入

全世界:2,789,968,301ドル

 世界興行収入 歴代1位

日本:159億円

続編 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

 

2009年に公開された映画『アバター』はジェームズ・キャメロンが監督・脚本・製作・共同編集を務めた作品です。

 

ジェームズ・キャメロンは映画『ターミネーター(1984年)』で有名になった監督で、他にも映画『エイリアン2(1986年)』などが有名です。

映画『タイタニック(1997年)』はジェームズ・キャメロン監督作品の中でも特にヒットした作品で、世界的な人気作品となりました。また、映画『タイタニック』は、2009年に映画『アバター』が公開されるまで、世界興行収入歴代1位を12年間保持し続けた作品でもあります。

 

公開前から注目を集めていた映画『アバター』。

公開されると、映画『タイタニック』の記録を抜き、世界興行収入歴代1位となる大ヒットを記録します。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)』にその記録が抜かれましたが、再上映の興行収入が上乗せされ、世界興行収入歴代1位に返り咲きました。

 

現在の世界興行収入ランキングは以下の通りです。

映画 世界興行収入ランキング

第1位

映画『アバター』

第2位

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』

第3位

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

第4位

映画『タイタニック』

第5位

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

 

世界興行収入ランキングの第1位、第3位、第4位をジェームズ・キャメロン監督作品が占めるという結果に。

ジェームズ・キャメロンは映画監督の中でも、ヒットメーカーだということがわかります。

 

 

映画『アバター』あらすじ【ネタバレなし・簡単に解説】

 

地球から遥か遠くにある惑星・パンドラには希少鉱物が眠っていたが、そこには先住民・ナヴィ族が暮らしていた。人類は希少鉱物を採掘するため、「アバター・プロジェクト」を始動させる。

「アバター・プロジェクト」とは、ナヴィと地球人のDNAを組み合わせた人造人間・アバターを利用し、ナヴィと交渉するという計画だ。

操作員が意識を憑依させてアバターを遠隔操作し、先住民との接触を図っていたが、交渉は難航していた。

 

そんな中、戦争で下半身不随となり車椅子生活を送っていた元海兵隊員のジェイク・サリーは、「アバター・プロジェクト」に参加する。

 

神秘的なパンドラの光景を目の当たりにしたジェイク。やがて美しいナヴィの娘と出会い、彼の心は変化していく……。

 

難しいと思った方向け!ストーリーのポイントをわかりやすく解説

映画『アバター』要点解説

 

惑星パンドラに眠る希少鉱石が欲しい地球人は、条件を提示し、パンドラの先住民・ナヴィに交渉します。しかし、ナヴィ族は興味関心を示さず、全く応じませんでした。

そこで地球人は、「アバター・プロジェクト」と称して、地球人とナヴィのDNAを掛け合わせた人造人間・アバターを作り出します。

アバターは操作員と神経を接続し、操作員の意識を憑依させているため、操作員の意識で自由に動くことができます。

 

アバターの身体でパンドラに出向き、ナヴィと接触し、鉱石採掘の交渉をしようという算段です。

 

 

映画『アバター』登場キャラクター・キャスト(出演者)

地球人(スカイ・ピープル)

【ジェイク・サリー】

映画『アバター』よりジェイク・サリーの画像

 

映画『アバター』よりジェイク・サリー(アバターの姿)の画像


 

本作の主人公。元海兵隊員。戦争で負傷し下半身不随になり、治療費が賄えないために現在は車椅子生活を送っている。

「アバター・プロジェクト」に参加するはずだった科学者の双子の兄が亡くなったため、治療費の支払いを条件に、兄の代わりにプロジェクトに参加することになった。

惑星・パンドラで出会った先住民ナヴィの娘・ネイティリに惹かれ、ジェイクの心境は徐々に変化していく。

 キャスト:サム・ワーシントン

 日本語吹き替え:東地宏樹

 

【グレイス・オーガスティン博士】

映画『アバター』よりグレイス・オーガスティン博士の画像

 

「アバター・プロジェクト」に携わっている植物学者。15年以上パンドラの生態系を研究している。

ナヴィたちと親交を深めるため、アバターを操ってパンドラに出向き、ナヴィのオマティカヤ族の村に学校を開いて英語教育などをおこなった。地球人の中で唯一ナヴィ族から信頼を得ている。

 キャスト:シガニー・ウィーバー

 日本語吹き替え:弥永和子

 

【マイルズ・クオリッチ】

映画『アバター』よりマイルズ・クオリッチの画像

 

元海兵隊大佐。パンドラに来てすぐに顔に重傷を負い、戒めのために今もその傷跡が残っている。

地下に大量の資源が眠っているナヴィのオマティカヤ族の村を制圧しようと企んでおり、ジェイクにナヴィを懐柔するように命じた。

部下の信頼は厚いが、好戦的で、ナヴィに対しても「敵」という感情しか持ち合わせていない。

 キャスト:スティーヴン・ラング

 日本語吹き替え:菅生隆之

 

【トゥルーディ・チャコン】

映画『アバター』よりトゥルーディ・チャコンの画像

 

元海兵隊ヘリパイロット。アバタープロジェクトの人員や、アバターを輸送している。

任務に誠実に従っていたが、ジェイクたちと関わっていくうちに、マイルズのやり方に疑問を抱くようになっていく。

 キャスト:ミシェル・ロドリゲス

 日本語吹き替え:杉本ゆう

 

【ノーム・スペルマン】

映画『アバター』よりノーム・スペルマンの画像

 

植物や自然を研究する人類学者。

ジェイクの兄とともに、「アバター・プロジェクト」の操作員として訓練していた。

学者でもなく訓練もしていないにも関わらずナヴィとの交流に成功したジェイクのことを、初めは良く思っていなかった。

 キャスト:ジョエル・デヴィッド・ムーア

 日本語吹き替え:清水明彦

 

【マックス・パテル博士】

映画『アバター』よりマックス・パテル博士の画像

 

アバターの開発者。ナヴィに対して暴力的なマイルズに反発するジェイクたちに賛同し、陰で協力してくれている。

 キャスト:ディープ・ラオ

 日本語吹き替え:村治学

 

【パーカー・セルフリッジ】

映画『アバター』よりパーカー・セルフリッジとグレイス・オーガスティン博士の画像

(画像左)

鉱物資源開発の責任者だが、人の顔色ばかり伺っている小心者で悪賢い。

鉱物を採掘し、金儲けすることを重要視している。

 キャスト:ジョヴァンニ・リビシ

 日本語吹き替え:難波圭一

 

ナヴィ(先住民)

【ネイティリ】

映画『アバター』よりネイティリの画像

 

本作のもう1人の主人公であり、ヒロイン。

ナヴィの狩猟部族・オマティカヤ族の長の娘で、戦闘能力が高い。

自然豊かなパンドラと、部族のことを愛している。

初めはジェイクを敵対視していたが、母モアトに命じられてナヴィの文化や生き方を教えていくうちに、惹かれ合っていく。

 キャスト:ゾーイ・サルダナ

 日本語吹き替え:小松由佳

 

【モアト】

映画『アバター』よりモアトの画像

 

ネイティリの母。

“エイワ”と呼ばれる、パンドラの全ての生命体が繋がっている、パンドラ全体に張り巡らされた植物による神託を伝える巫女。

エイワと強い繋がりがあり、知恵もあるため、オマティカヤ族たちから慕われている。

 キャスト:CCH・パウンダー

 日本語吹き替え:滝沢ロコ

 

【エイトゥカン】

映画『アバター』よりエイトゥカンの画像

 

ネイティリの父であり、オマティカヤ族の長。一族のために行動する優れた指導者。

ジェイクが元戦士だったことに興味を持ち、受け入れた。

頑固な娘・ネイティリとは度々衝突するものの、家族のことを深く愛している。

 キャスト:ウェス・ステュディ

 

【ツーテイ】

映画『アバター』よりツーテイの画像

 

オマティカヤ族の戦士で、ネイティリの婚約者。

次の部族長だと期待されている、若者のリーダー的存在。

地球人を強く敵対視しており、ジェイクのことも信頼していない。さらにジェイクがネイティリと恋仲になったため、ジェイクにより強く当たるようになる。

 キャスト:ラズ・アロンソ

 日本語吹き替え:竹田雅則

 

 

映画『アバター』相関図で見る!キャラクターの関係性

アバター_キャラ相関図

 

映画『アバター』は、地球人と、地球から遥か遠くの惑星パンドラで暮らす先住民族ナヴィの狩猟部族、オマティカヤ族を軸にストーリーが展開します。

 

「アバター・プロジェクト」には数多くの地球人が携わっていますが、全員がアバター(地球人とナヴィのDNAを掛け合わせて作られた、意識下で動かせる人造人間)になれる(操作できる)わけではありません。

基本的には、訓練を積んだ操作員のみアバターになることができるのです。

 

本作のメインキャラクターとしては、主人公のジェイク・サリー、植物学者のグレイス・オーガスティン博士、ノーム・スペルマン、マイルズ・クオリッチがアバターになれます。

 

また、地球人のメインキャラクターのうち、ジェイク、グレイス、ノームに加え、トゥルーディ・チャコンとマックス・パテル博士はナヴィに友好的。

しかし、マイルズやパーカー・セルフリッジをはじめとする多くのキャラクターは、ナヴィを敵対視しています。

 

そして、惑星パンドラで暮らすナヴィのうち、本作にメインで登場するのはオマティカヤ族。

ナヴィ側の主人公であるネイティリは、族長エイトゥカンと、巫女モアトの娘です。

なお、ナヴィたちはパンドラを鉱石採掘のために侵略しようとする地球人を良く思っていません。

 

これらのことをおさえておけば、ストーリーがわかりやすくなるでしょう!

 

 

映画『アバター』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』配信状況

映画『アバター』と、2022年12月に公開された続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の配信状況は以下の通りです。

映画『アバター』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』配信状況

配信サービス

『アバター』

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

ディズニープラス

◎見放題

◎見放題

Amazonプライムビデオ

△レンタル

△レンタル

DMM TV

×

△レンタル

Lemino

△レンタル

△レンタル

Hulu

×

×

U-NEXT

×

×

Netflix

×

×


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ディズニー作品が豊富に配信されていることが特徴的ですが、それ以外の国内外の映画やドラマ、アニメ作品や、ディズニープラスでしか視聴できないオリジナル作品も充実しています。

 

映画『アバター』以外にも、同監督作品の映画『タイタニック』や、遂に完結した人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』、柳楽優弥主演のサイコスリラードラマ『ガンニバル』など、話題作品を数多く配信中!

 

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料金

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プランの違い

【スタンダードプラン】

最高画質:1080P Full HD

最高音質:5.1サラウンド

同時視聴可能台数:2台

 

【プレミアムプラン】

最高画質:4K UHD &HDR

最高音質:ドルビーアトモス

同時視聴可能台数:4台

取り扱いブランドと

主な配信作品

ディズニー 『シンデレラ』『アナと雪の女王』など
ピクサー 『トイ・ストーリー』『ファインディング・ニモ』など
マーベル 『アイアンマン』『アベンジャーズ』など(MCU作品)
スターウォーズ 全エピソード、オリジナルドラマなど
ナショナルジオグラフィック 『リミットレス』『完全決着!ジョーズVSシャチ』など
スター 『アバター』『タイタニック』など
おすすめポイント

・配信作品が全て見放題!

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・ディズニープラスでしか視聴できないオリジナル作品や独占配信作品が盛りだくさん!

 

 


 

 

映画『アバター』気になる疑問を解消!

映画『アバター』よりジェイク・サリーとネイティリの画像

 

映画『アバター』は世界興行収入歴代1位の作品です。

青い身体の色と猫のような顔つきの登場人物たち―アバターとナヴィが主人公の物語である本作は、どのように撮影されたのかヒットした理由とは何かを解説していきます!

 

どうやって撮影したの?

 

多くがCGで映し出されている映画『アバター』には、当時最先端の様々な技術が用いられています。

 

映画『アバター』の代表的な技術としては、「パフォーマンス・キャプチャー」というものがあります。

「パフォーマンス・キャプチャー」とは、身体のモーションキャプチャーと、顔のフェイシャルキャプチャーを同時におこない、コンピューターに取り込む技術のこと。

動きを記録するためのマーカーを多く付けることで、指などの繊細な動きを、専用の小型カメラで演者の顔を撮影することで、繊細な顔の表情も記録することができるのです。

 

惑星パンドラの豊かで美しい自然が印象的な映画『アバター』ですが、撮影場所は屋内です。

ザ・ボリュームと呼ばれるパフォーマンス・キャプチャー・ステージで撮影されました。

なんと上下120台もの3D撮影用カメラが設置されており、マーカーの付いたキャプチャースーツを着た演者の挙動を記録していたんだそう。

 

さらに驚くことに、ジェームズ・キャメロン監督は本作を撮影するために、奥行き感のある3D映像を表現することができる「フュージョン・カメラ・システム」を自身で開発しました。

 

以下は続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の撮影風景です。

ストーリーのネタバレはありませんが、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に出演するキャストやキャラクターたちが映し出されているので、映画を未視聴の方は注意が必要です。

気になる方は視聴してみてくださいね!

 

 

なにがすごい?ヒットした理由

映画『アバター』がヒットした理由は、やはり当時最先端の技術やCG、3Dを駆使して制作されたからではないでしょうか。

 

今でこそCGを用いていたり3Dの映像作品を多く目にしますが、当時は主流というわけではありませんでした。CGが使用されていてもリアルさに欠けるものだったり、3Dに物足りなさを感じてしまうこともあったかもしれません。

 

しかし、映画『アバター』ではジェームズ・キャメロン監督が開発したシステムにより、奥行き感のある3D映像の表現を可能にしました。これにより、現実にはないほど美しい景色でも、まるでそこにいるかのような没入感を味わえるようになったのです。

 

実際に、映画『アバター』が公開された翌年には3D映画が多く製作・公開されました。

 

続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も、迫力のある、より進化した映像作品に仕上がっていました。

 

「見る」のではなく「そこにいる」と感じてしまうほどの美しい映像が、映画『アバター』の魅力であり、ヒットした理由と言えるでしょう。

 

 

映画『アバター』は3部作?何作品制作される?

映画『アバター』は、全部で5部作になると発表されています。

 

各作品の公開予定日や撮影状況は以下の通りです。

タイトル

公開日・公開予定日

公開・撮影状況

『アバター』

全米:2009年12月18日

日本:2009年12月23日

公開済み
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

2022年12月16日

(日米同日)

公開済み
『アバター3』※タイトル未定 2024年12月20日 撮影終了
『アバター4』※タイトル未定 2026年12月18日 撮影中
『アバター5』※タイトル未定 2028年12月22日

 

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は本来2014年に公開予定でしたが、延期を何度か繰り返し、前作から13年経った2022年に公開されました。

 

『アバター3』『アバター4』『アバター5』は2年おき(いずれも12月)に公開される予定です。

 

『アバター3』は既に撮影が終了しており、撮影後の映像編集作業の段階に進んでいるとのこと。

「第3作目では“火”が象徴的な役割を果たす作品になる」とジェームズ・キャメロン監督が公表しています(アメリカ:Deadlineの取材より)。

 

第1作目では森と空、第2作目では海、第3作目では火。次作ではどのような映像美が見られるのか、今後どのようにアバターの世界が広がっていくのか楽しみに待ちましょう!

 

 

映画『アバター』は難しい?内容を解説・考察

映画『アバター』は完全に架空の世界が舞台であり、独自の設定が盛り込まれているため、難しいと感じる方も少なくない作品です。

 

ここからはストーリーの中でも特に気になるポイントを解説していきます!

 

ネタバレを含む内容となっているのでまだ視聴していない方は注意してください!

 

ナヴィとアバターの違いは?

惑星パンドラで暮らしている先住民族のナヴィは、青い身体の色が特徴的な民族です。

 

地球人はナヴィと人類のDNAを掛け合わせ、ナヴィと似た見た目の人造人間・アバターを生み出しました。

 

パッと見そっくりなナヴィとアバターですが、違いはいくつかあります。

違い

ナヴィ

アバター

指の数 指が4本 指が5本
眉毛の有無 眉毛がない(眉毛のように見えるのは模様やシワ) 眉毛がある
筋肉 猫のようにしなやかな筋肉で、基本的にスマートな身体つき 鍛えると人類のようにボリュームのある筋肉がつく
言葉

独自の言語(ナヴィ語)を話す

英語を喋れる・理解できる人たちがいるのは、グレイス・オーガスティン博士が親交を深めるためにパンドラに学校を設立し、英語を教えたから

操作員が使用している言葉を話す(劇中では英語)

 

そっくりな見た目ではあるものの、ナヴィはアバターを一目見ただけでアバターだとわかるようです。

ナヴィたちはアバターのことを「ドリーム・ウォーカー」と呼んでいます。

 

ナヴィとアバターの一番大きな違いは指の数ですが、他にも全体的な身体つきが違ったり、身体の色が若干異なったりしています。

 

“エイワ”って何?

ナヴィたちにとって“母なる神”であり、重要な存在である“エイワ”

 

“エイワ”とは、惑星・パンドラの全ての生命体が繋がっている、パンドラ全体に張り巡らされた植物によるネットワークのことです。

グレイス・オーガスティン博士によると、パンドラの植物は電気信号を発しており、交信し合うことで巨大なネットワークを形成しているのだそう。このネットワークにより、パンドラの生態系は維持されているのです。

 

エイワの意思が宿るとされている大木は“魂の木”と呼ばれており、神聖な場所としてナヴィたちに大切に守られています。

 

ナヴィはフィーラーと呼ばれる、後頭部から生えている生体電流によって情報交換ができる触手(触覚)を介して、エイワにアクセスすることができます。

エイワの意思を感じるだけでなく、亡くなった人との交流も可能です。

また、自分の記憶や意思をエイワに伝えることもできます。

 

ジェイクとネイティリは契りを交わして大丈夫?

人類でありアバターであるジェイクと、ナヴィのネイティリは惹かれ合い、契りを交わしました。

 

ナヴィにとって、それぞれの後頭部から生えているフィーラー(意思や情報を伝達できる触手)を絡め合うことが、契りを交わすということになるようです。

 

生粋のナヴィと、人造人間であるアバターが契りを交わしてしまって大丈夫なのでしょうか。

それに関しては「結果的に大丈夫だった」ということしかわかりません。また、現時点では前例もないようです。

 

続編の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、ジェイクとネイティリが家族になり、環境が大きく変化しています。

契りを交わして問題がなかったのか、結ばれた彼らの今後はどうなるのか、気になる方はぜひ『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も視聴してくださいね!

 

伝えたいこと・結末とは

映画『アバター』が伝えたいことは何なのか、ストーリーや結末を踏まえて考察していきます。

大まかなストーリー・結末【ネタバレあり】

▼地球人と惑星・パンドラ

先住民族・ナヴィが暮らしている惑星パンドラに眠る希少鉱石を採掘するため、地球人はナヴィと人類のDNAを掛け合わせ、操作員の意思のままに動くことができる人造人間・アバターを作り出した。

ナヴィと見た目が似ているアバターでパンドラに出向くことで、ナヴィの警戒心を少しでも緩和し、接触・交渉をするためだ。
 

アバターとしてパンドラに降り立ったジェイク・サリーは、今までパンドラを訪れたアバターとは違い、元兵士(元海兵隊)であったことから、ナヴィのオマティカヤ族たちに少しずつ受け入れられていった。

ジェイクはナヴィたちや彼らの文化や暮らし、パンドラの自然を愛するようになっていく。

そのうち、オマティカヤ族の若い娘・ネイティリとジェイクは惹かれ合っていった。

▼希少鉱石の採掘をなぜ拒むのか

ナヴィたちが鉱石の採掘を許可しない理由には、彼らにとって重要な“母なる神”―“エイワ”が関わっていた。

エイワは植物をはじめパンドラの全ての生命が繋がっている、パンドラ全体に張り巡らされているネットワークで、エイワの意思は“魂の木”と呼ばれる大木に宿っている。

この魂の木の下に希少鉱石が眠っているのだ。希少鉱石を採掘するということは、魂の木を破壊し、パンドラの生態系をも壊すことになるために、ナヴィは採掘を良しとしなかった。

▼地球人とナヴィの戦い

ジェイクや彼の周りの人物たちがナヴィやパンドラの生態系を大切にする一方、鉱石を採掘したい地球人の中には、鉱石の採掘を認めないナヴィを敵対視している人も少なくなかった。

マイルズ・クオリッチを筆頭に地球人は強硬手段を取り、オマティカヤ族の村を襲撃した。

ジェイクたちはナヴィ側の味方について応戦し、激闘の末に勝利する。

人類はジェイクをはじめとするナヴィたちとともに戦った一部の人間を残し、パンドラから立ち去った。

▼ジェイクが選んだ道とは

戦いを終えたジェイクは魂の木へと向かう。

木の下に横たわるジェイクの人間の身体と、彼のアバター。エイワの力によってジェイクの意思を完全にアバターに移し替えた。

ジェイクはついに人間の身体を捨て、ナヴィとしての生を受けたのだ。

 

『アバター』のラストでは、惑星パンドラに眠る希少鉱石を巡って先住民族ナヴィと地球人の争いが起き、ナヴィが勝利。そして地球人である主人公ジェイク・サリーが地球人ではなくナヴィとして生きることを選び、映画の幕が下りました。

 

『アバター』が伝えたかったことは、命は循環しているということや、自分がどう生きたいかが大切だということではないでしょうか。

 

パンドラで暮らす先住民族ナヴィは、「埋葬した死者の魂が、死後も大地に戻って生きていく」と考えています。

狩猟で捕らえた動物の死体にも祈りを捧げているのが印象的でした。死はただの終わりではなく、死んだものにも支えられて生きていると考えているからこそ、ナヴィは生命を慈しむ心が強いのだと感じます。

 

また、地球人である主人公のジェイクはナヴィに受け入れられていき、ナヴィとして地球人と戦いました。そしてジェイクはナヴィのネイティリと恋に落ち、最終的に結ばれます。

種族を超えた愛や絆を描くことで、自分が何者であるかよりも、自分がどういう者として生きて何を守りたいかが重要だということを伝えたかったのではないでしょうか。

 

3DやCGをなどの最新技術を駆使し、技術の進歩と現実を超えた映像美を見せてくれた『アバター』。

伝えたいことはシンプルで真っ直ぐだと感じ取れます。

 

 

続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』あらすじ

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』メイン画像

 

 

かつて地球人との争いに勝利した、惑星パンドラに住むナヴィのオマティカヤ族たち。

子供にも恵まれたジェイクとネイティリは幸せに暮らしていたが、再び地球人の脅威が迫り、ジェイクたち一家はオマティカヤ族の村を離れることになる。

 

オマティカヤ族の村から遠く離れ、ジェイクたちは海の部族のもとで暮らすことなった。

生活の違いに戸惑いながらも、生き方を教わり、美しい海に囲まれながら海の部族たちとも親睦を深めていく。

 

しかし、そこでも地球人による襲撃の手が迫っていた……。

 

映画『アバター』基本情報

監督 ジェームズ・キャメロン
脚本

ジェームズ・キャメロン

リック・ジャッファ

アマンダ・シルバー

音楽 サイモン・フラングレン
公開年月日 2022年12月16日
上映時間 192分
興行収入

全世界:2,309,660,236ドル

 世界興行収入 歴代3位

主な出演者

サム・ワーシントン

ゾーイ・サルダナ

シガニー・ウィーバー

スティーヴン・ラング 他

 

登場キャラクター・キャスト情報や『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の感想などを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!


 

映画『アバター』を見るならディズニープラスで!

映画『アバター』を視聴するならディズニープラスがおすすめです!

ディズニープラスでは、各種動画配信サービスの中で唯一見放題で『アバター』を配信している他、2023年6月7日(水)から続編の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も独占配信します!

 

5部作の製作が予定されており、まだまだ広がっていく『アバター』の世界。

ぜひ『アバター』の映像美を体感してみてくださいね!

 

\年額プランなら実質2ヶ月分無料!/

※本ページの情報は2023年6月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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執筆

たみ

動物が好き。ディズニーも好き。 好きな映画のジャンルは洋ホラーですが、最近はMCUを追うなどジャンル問わず色々見てます。 疑問を解消できる記事や、読み進めたくなるような記事を目指します!

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