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『蒼穹のファフナー』全6作品を見る順番は公開順がおすすめ!どれが面白い?あらすじや用語を解説

オっさん

更新日:2023-11-7

<プロモーション>

2004年に放送開始し、約20年経った今でも人気の衰えないロボットアニメ『蒼穹のファフナー』。

 

2023年1月には最新作『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』が公開され、再び注目を集めました。

 

今回はそんな名作ロボットアニメ『蒼穹のファフナー』について、

 

・「どの順番で見るのがいい?」

・「シリーズの時系列は?」

・「どんな世界観?」

 

などといった疑問にお答えしていきます。

 

各作品のあらすじや見どころ、作品全体で登場する独特な用語についてもご紹介しているので、これから『蒼穹のファフナー』を視聴しようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

 

公開順・時系列

公開順

分類

タイトル

公開日/放送期間

話数/時間

TVアニメ第1期

蒼穹のファフナー(無印)

2004年7月5日~12月27日

全25話

TVスペシャル

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT

2005年12月29日

全1話

劇場版

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

2010年12月25日

88分

TVアニメ第2期

蒼穹のファフナー EXODUS

2015年1月9日~12月26日

全26話

OVA

蒼穹のファフナー THE BEYOND

2019年~2021年

全12話

本編完結

劇場版

蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE

2023年1月

 54分

 

時系列順

時間

タイトル

備考

無印1年前

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT

 
西暦2146年

蒼穹のファフナー(無印)

 

無印後?年

蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE

本編のスピンオフ

無印2年後

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

 

無印6年後

蒼穹のファフナー EXODUS

 

EXODUS 2年後

蒼穹のファフナー THE BEYOND

EXODUS「第四次蒼穹作戦」の2年後と3年後

 

●公開順に見ていくのがオススメ

蒼穹のファフナーは登場人物に大きな変化がなく、しっかりと『続編』として、過去作品を観ていること前提で物語が構成されています。

SFらしく専門用語も多く、何も知らない状態でTVスペシャルである「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」を観ても世界観をつかみにくい可能性があるため、順当に公開順に見ていく方が無難に作品を楽しめるのではないでしょうか。

同様の理由で「どのシリーズが面白いからこれだけ観ればいい」というのもありません。

 

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シリーズを通しての世界観

 

西暦2146年、人類は宇宙から飛来した生物、通称「フェストゥム」によって絶滅の危機に瀕していた。

 

蒼穹のファフナーはSFらしく専門用語や設定が多く、一度サラッとアニメを見ただけですべて把握するのは難しい。

そんな「蒼穹のファフナー」の世界観を、用語を通して簡単に解説していきます。

 

竜宮島

「あそこは我々が忘れかけていたものを必死に集めた、巨大な記憶の保管庫だ。平和という文化を保存するためのね。」

 

日本の離島。いかにもな田舎の街並みが並ぶ平和な島。

しかしそれは表向きの姿。日本はフェストゥムとの闘いで既に消滅しており、竜宮島は日本の生き残りによって建造された『巨大移動要塞艦アルヴィス』の1隻。

日本はフェストゥムの侵攻と国連の殲滅作戦により滅んでおり、共存による平和を模索する竜宮島(アルヴィス)の人々にとっては人類軍も味方とは言えない。

 

人類軍とアルヴィス

 

「人類軍」は新国連によって結成された、フェストゥム殲滅を目的とした組織。

過去に瀬戸内海ミール(後述にて解説)に汚染された日本に核を放ち、北海道の半分と沖縄を除いて消滅させた。

日本の生き残りである「アルヴィス」が作り上げたファフナーやそれに連なる対フェストゥム技術を、「アルヴィス」を滅ぼしてでも奪い取りたい。しかし、人類軍も一枚岩ではないようで…?

 

有人兵器「ファフナー」とパイロット

●有人兵器「ファフナー」

フェストゥムに対抗するため建造した、対フェストゥム専用有人兵器。

読心能力を持つフェストゥムに対抗するための「思考制御機能」、パイロットと機体を神経レベルで一体化させ感覚的操縦を可能する「体感操縦式」が搭載。また、パイロットと機体との一体化をしやすくするため、機体はヒト型にデザインされている。

 

有人兵器「ファフナー」の画像

 

●パイロット

パイロットには機体と一体化する才能と、フェストゥム因子を身体に保有している必要がある。

機体と一体化する才能…「シナジェティック・コード」を形成できる素養を持つ人間が自然発生する確率は低く、そのほとんどが遺伝子操作によって生まれた人間である。

そして「シナジェティック・コード」の形成は自我が確立すると難しくなるとされており、パイロットの大半は思春期の少年少女で構成されている。

 

同化現象・SDP・変性意識

 

●同化現象

パイロットがファフナーに乗ることにより体内のフェストゥム因子が増殖し、染色体に変化をもたらすことで「頭痛」「身体麻痺」「視力低下」「昏睡状態」などの症状を引き起こし、最悪の場合結晶化し死に至る。

 

●超次元現象(SDP)

部分的同化によって発現するとされる、各パイロット固有の特殊能力。

「武器の転送」「バリア」「火力の増加」など人によって現れる能力は異なり、同化現象による症状もそれぞれ違う。

 

●変性意識

「シナジェティック・コード」によって、パイロットはフェストゥムとの戦闘に最適な思考を形成される。(心を読むフェストゥムへの防御)

 

多くの場合は攻撃的な性格になる傾向にある。

 

ケイ素生命体:フェストゥム

ケイ素生命体:フェストゥムの画像

 

2114年に突如宇宙から飛来し、人類を脅かし始めた知的生命体。体をシリコン(ケイ素)で構成されることから、作中では「シリコン型生命体」と呼称される。

読心能力や高次元の防壁であらゆる攻撃を無効化する高い生存能力に加え、結晶核(コアまたはペルソナ)を破壊しないと倒せない、レーダーも効かない。そのため従来の兵器では歯が立たず、人類は対フェストゥム兵器として人型巨大ロボ「ファフナー」を建造することになった。

 

ミール

フェストゥムを産む母体。

地球には「超古代ミール」「北極ミール」「瀬戸内海ミール」など複数存在し、それぞれが独自の思考を持ち行動している。

 

●超古代ミール

フェストゥムが人間の心を読める原因。

遥か昔に地球に来訪し、人類が今の姿へ進化する要因となったミール。現代では極小化し、人類の染色体と一体化して遺伝されている。(ミトコンドリアみたい)

 

 

TVシリーズ1期『蒼穹のファフナー(無印)』あらすじ

蒼穹のファフナー(無印)_の画像

 

あらすじ

日本の片隅に浮かぶ竜宮島に、ある日突然、不思議な声が響き渡った。「あなたはそこにいますか…」そしてその瞬間、謎の敵によって竜宮島は襲撃される。島に暮らす少年・真壁一騎は、切り札として用意された兵器・ファフナーに乗り込み、戦うことを決意するのだった。

 

この作品が公開された時代って、エヴァンゲリオンに触発された作品が色々作られていた時期なんですよね。「綾波系」「セカイ系」なんて言葉もできたり、競合に似たような作品「ラーゼフォン」もあったりして。

そんな激戦を突破し、名作アニメとなったのが「蒼穹のファフナー」。前半にめちゃくちゃエヴァンゲリオンの影響を感じつつ、後半からはしっかりと差別化もされている作品です。

 

 

TVスペシャル『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』あらすじ

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT_画像

 

あらすじ

あの日、フェストゥムが竜宮島に突如飛来し、「あなたはそこにいますか・・・」と問いかけたあの日から、1年前。総士・一騎たちのⅠ学年上級生である、将陵僚たちが通う竜宮島中学校では、季節外れの卒業式が行われていた・・・。そう、それは彼らを待ち受ける運命の序章であった・・・。

 

「蒼穹のファフナー(無印)」の前日譚。

第一期を見ていること前提の作品なので「なぜ子供たちが戦うのか」「なぜファフナーが必要なのか」「世界は今どうなっているのか」など、世界観を知るうえで重要な部分が端折られています。50分という短い尺なので仕方ないですね。

ただ…本編を見た人は必然的にこの作品のメインキャラがどうなるのか察せてしまうのが個人的にマイナス点。副題が「去りゆく者達の権利」なので致し方なし。

 

 

映画『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』あらすじ

映画『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』_画像

 

あらすじ

2148年 迫り来る宇宙からの脅威「フェストゥム」より人類を守り、奪われた皆城総士を救出し、人類に味方するフェストゥムのコアを解放する為の作戦「蒼穹作戦」より2年・・・平和は守られたはずだった。総士は存在が消滅しながらも、いつか竜宮島へ戻ると一騎と約束した。少年少女たちは取り戻した平和の中、日々を生きていた。そんなある日、一隻の艦が竜宮島へ打ち揚げられる。中には1人の少年が眠っていた。そして、突如平和は破られる・・・。

 

「蒼穹のファフナー(無印)」の2年後を描いた劇場版。第2期「EXODUS」に続く物語の為、観た方がより第二期を楽しめます。

蒼穹のファフナーのくせにハッピーエンド。ありがとうございます。

シリーズの中では、おそらく一番絶望感の薄い作品。

 

 

TVシリーズ2期『蒼穹のファフナー EXODUS』あらすじ

TVシリーズ2期『蒼穹のファフナー EXODUS』_画像

 

あらすじ

西暦2150年。遠い宇宙から来たシリコン生命体・フェストゥムとの戦いは、新たな局面を迎えていた。フェストゥムの言語を解する少女と、フェストゥムに守られた少女。ふたりが出会う時、新たな世界の扉が開く…。

 

第一期から(現実の)時が経ち、戦闘描写が進化して派手でかっこよくなってます。

新たな同化現象やそれに伴う特殊能力の発現。他種族との共存。自分の存在意義。パイロットそれぞれがそれぞれの苦しみに喘ぐ姿。

第一期を越える儚さと苦しさで、目をそむけたくなる楽しいアニメです。

 

 

OVA『蒼穹のファフナー THE BEYOND』あらすじ

 

蒼穹のファフナー完結編。

「どうせ悲劇の結末なんだろう」と高をくくって観ると、いい意味で裏切られるラスト。

今までの苦しみはこの優しさを感じるためのものだったのだなぁと感じる、綺麗な完結でした。

 

最新映画『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』2023年1月公開

 

あらすじ

戦いを終え平穏を取り戻した竜宮島に皆城総士が帰還した。再び戦いの火蓋が切られるまでの束の間、再会を果たした総士と真壁一騎をはじめ竜宮島の人々の忘れがたい夏の日々を描く。

 

まとめ

「蒼穹のファフナー」は、ポスト・エヴァと呼ばれる「エヴァンゲリオン類似作品・セカイ系」の中でも成功作と言えるのではないでしょうか。

 

ポスト・エヴァ作品ロボットアニメ同期組「ラーゼフォン」「蒼穹のファフナー」「ZONE OF THE ENDERS」の中では、19年経った今でも続編が作られているくらいですから、世間的にもその印象はあるでしょう。(ただし「ZONE OF THE ENDERS」はゲーム原作のアニメであり、続編の「ANUBIS」は高い評価を得ている。私も好き)

 

そういえば、エヴァンゲリオンがヒットして暫くは「セカイ系」なんて言われる「少年少女たちが狭い視野で世界を語る物語」が多く世に出てましたが、今はずっと「異世界転生モノ」「最強主人公」系がたくさん出てますね。時代が変わってもやること変わってません。

 

※本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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