漫画「おそ松くん」の未来を描いたアニメ「おそ松さん」。
インパクトある第一話「復活!おそ松くん」で話題をよび、多くのファンを獲得。「松クラ(おそ松さんクラスタ)」という言葉が生まれるほどの人気作品となりました。
ちなみに問題の第一話は、Blu-ray・DVD未収録、配信サービスでも配信中止となり、幻の第一話と化しました。パロディ満載の問題作だったので存在抹消はさもありなん…。
この記事では、そんなアニメ「おそ松さん」の映画が見られる配信サービスをまとめました。
ついでに、調べている最中に出てきた「おそ松さん 実写 ひどい」というGoogleのサジェストについても言及していきます。
映画「おそ松さん」の配信状況
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U-NEXT
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Amazon PrimeVideo
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Hulu
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dアニメ
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えいがのおそ松さん
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おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~
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映画おそ松さん(実写)
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レンタル
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レンタル
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レンタル
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2019年アニメ映画「えいがのおそ松さん」あらすじ
あらすじ
ある日、6つ子たちはダラダラと続く冴えない日常に終止符を打つべく、食べるとどんな願いでも叶うという伝説の果実を探す旅に出掛ける。
その名は「キラキラフルーツ」。
偶然、ある島に辿り着いた6つ子たちが出会ったのは、奇妙な姿の「ヒピポ族」。
そこで彼らによって大切に育てられていた果実は、6つ子たちが探し求めていたキラキラフルーツだった・・・!?
はたして、「おそ松さん」史上最大のスケールで描かれる、欲望と波乱が渦巻く大冒険の行方は―!
2022年実写映画「おそ松さん」あらすじ
実写映画「おそ松さん」はそんなに酷いのか?
Googleで「実写 おそ松さん」と検索すると、予測で「ひどい」と出てきます。
おそ松さんの映画を見ようと思って検索した人にとっては不安になるサジェストですよね。実際のところ、おそ松さんの実写の出来栄えはどうなのでしょうか。
●映画おそ松さん(実写)
主人公たちを演じたのは9人組のアイドルグループ「SnowMan」。
監督は「東京リベンジャーズ」「賭けグルイ」「映像研には手を出すな!」などの漫画原作映画を手掛けたことのある英勉。
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サジェストで「おそ松さん 実写 ひどい」と出る理由
殆どは実際に見た感想ではなく「アイドルを起用しての実写化なんてひどいことになりそう…」という公開前の不安からくるファンの反応が大半でした。
ツイッターで視聴後の反応を漁っていると、概ね好意的な感想が多く、ボロクソに罵られていることはあまりない印象です。
それから、本当か嘘か定かではありませんが、「SixTONES(アイドル)のファンが荒らしている」なんて噂もあります。
ツイッターでの好意的な反応と、映画レビューサイトの総評☆2.9がちぐはぐだったので、一部そういった行為もあったのかもしれません。
●ちなみに…
実写化の評価が微妙だった他の作品はこんな感じ
テラフォーマーズ…☆2.3
鋼の錬金術師…☆2.6
進撃の巨人…☆2.5
デビルマン…☆1.6
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おそ松さんはギャグ漫画だし、ストーリーの規模も小さいし、ファンタジーじゃないし、と上記の作品と比べて酷評される要素があまりなさそうな作品です。なのにも関わらずあまり評価が伸びなかったのはなぜでしょうか。
実写「おそ松さん」へのネットの反応
カラ松が痛いナルシストキャラなのはあのデザインだからで、イケメンがナルシストだったらそれただのおもしろイケメンなのよ。
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途中の中だるみで寝そうになった。恋愛パートが長くてテンポが悪い。
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実写でも変わらず人を選ぶノリと作風。
実写でやると生々しい(パチンコ屋で並びながらう○ち・車に放尿・他下ネタの数々)部分もあったけど、普通に笑えた。
もう少しテンポ感が良ければ☆5。
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ギャグ作品で「テンポが悪い」という評価は致命傷です。☆3も致し方ありません。
個人的な感想ですが、批判的なレビューをしている「おそ松さん(アニメ)ファン」は、たぶん、どんな作品になったとしても実写映画を酷評するんだろうなーと感じました。好きかどうかは置いておいて、おそ松さん(実写)は酷評するほど酷い作品ではありません。
(実写化が嫌いなファンは「非の打ち所の無い完全無欠の駄作」と名高いデビルマン(実写)を観て「これよりはマシ」と心を落ち着けて欲しい。)
ただ一概に「SnowManファンなら楽しめる」と言える作品でもないんですよね。というのも、ギャグが人を選ぶ内容ですし、内輪ネタも多い。
だから、ストーリーに面白さを感じるためには、ある程度アニメを見たことがあって、おそ松さんのノリを知ってて、それが好きな人、なんだと思います。
まとめると「実写化を白眼視しない人には、十分楽しめるギャグ映画」なのではないでしょうか。
めちゃくちゃオススメ!というわけではないですが、酷評を見て警戒するほどでもない作品です。
まとめ
正直なところ、おそ松さんの実写はイケメンじゃなく、味のある顔の俳優6人揃えて欲しかった感はあります。でもそうすると新規ファンの開拓は見込めないから、映画としては微妙なのかもしれませんね…。
そういえば、日本の実写化映画って、ストーリーの規模が大きいファンタジーほど微妙な結果になりやすい傾向にありますよね。
それを考えると、おそ松さん(実写)はギャグ映画だし、ファンタジーでもないし、実写化の中でも無難に成功できる下地は揃っているわけです。
原作への欲目・信仰心がなければ普通に楽しめる映画になっているので、酷評レビューに惑わされず、気になった人は観てみるといいと思います。