【ネタバレあり】ダ・ヴィンチ・コードの気になる謎を徹底解説!

エンタミート編集部

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2006年に全世界で同時公開された『ダ・ヴィンチ・コード』は、世界中で物議を醸して注目を集めた作品です。特にローマ教会が「イエス・キリストを冒涜している」として鑑賞ボイコットを呼びかけるほどとなっていました。元々はダン・ブラウンの同名小説が原作であり、様々な流説を1つに結び付けた内容が話題を呼び、世界で7,000万部のベストセラーになっています。


色んな意味で話題を集めていた『ダ・ヴィンチ・コード』を一度は鑑賞したことがあるという方も多いでしょう。しかし、一度見ただけではなかなか理解できない部分もあるはずです。そこで今回はダ・ヴィンチ・コードで描かれた謎について、徹底解説していきます。

目次

ダ・ヴィンチ・コードのあらすじ


ハーバード大学の教授を務める宗教象徴学者のロバート・ラングドンは、講演のためにパリを訪れていました。その時パリ警察が登場し、殺人事件が発生したこと、宗教象徴学者からの見解を聞かせてほしいと協力を要請したのです。


仕方なくラングドンは現場となったルーブル美術館へと同行することになります。事件の被害者はルーブル美術館の館長・ソニエールでした。


協力要請のつもりで来たラングドンでしたが、実は警察が元々ソニエールに会う約束をしていたラングドンを犯人だと思い、容疑者として連行していたのです。しかし、ソニエールの孫娘で警察の暗号解読官でもあるソフィーの手助けにより、何とか現場を脱することに成功しました。


ソフィーはソニエールが残したダイイングメッセージが自分に託された暗号であること、ラングドンは潔白であることを分かっていましたが、それを上の人間に伝えても聞いてくれないと察し、ラングドンと2人で事件の真相を追っていきます。


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【ここからネタバレ】ダ・ヴィンチ・コードの謎を解説


『ダ・ヴィンチ・コード』はルーブル美術館での凄惨な事件から物語が始まります。ここからはネタバレありで、ダ・ヴィンチ・コードで取り上げられているいくつかの謎について解説していきましょう。


ソニエールが残したメッセージ


まずはルーブル美術館で殺されていたソニエールのメッセージについてご紹介します。ソニエールは黒い法衣に身を包んだ男から銃弾を受け、殺されてしまいます。しかし、心臓ではなく胃に撃たれていたことから絶命するまでの間にダイイングメッセージを残していったのです。


1つは死体の近くに書かれていたダイイングメッセージ、そしてもう1つはソニエール自身の不可解な姿です。ソニエールはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品として知られる『ウィトルウィウス的人体図』と同じ姿で亡くなっていました。なぜソニエールはこのような暗号を残していったのか、順番に解説していきましょう。


「P.S.」はプリンセス・ソフィーの略だった


ソニエールが残したダイイングメッセージには、このような文言が書かれていました。


“13‐3‐2‐21‐1‐1‐8‐5

O, Draconian devil!(おお、ドラゴンのごとき悪魔め!)

Oh, lame saint!(おお、役に立たない聖人め!)

P.S. Find Robert Langdon(P.S.ロバート・ラングドンを探せ)”


警察はこのダイイングメッセージを見て、最初の数字と2・3文目の意味は分かりませんでしたが、最後のP.S.の部分からラングドンが事件に関わっているのではないかと考えました。しかし、このP.S.という文字はpostscript(追伸)という意味で使われていたものではありません。


実はP.S.というのは「プリンセス・ソフィー」の略です。これは昔ソフィーがソニエールから呼ばれていたあだ名でした。そのため、ソニエールはソフィーに対し、ロバート・ラングドンを探せと伝えていたのです。


「ラングドンを探せ」という言葉を残したのは、宗教の歴史や象徴に詳しいラングドンの力を借りないと暗号を解き明かすことは難しいと考えたからでしょう。原作だと元々ラングドンが書いた本に対して編集者がソニエールに依頼し、推薦文を書くことになっていました。


アナグラムで構成されたメッセージ


“13‐3‐2‐21‐1‐1‐8‐5

O, Draconian devil!(おお、ドラゴンのごとき悪魔め!)

Oh, lame saint!(おお、役に立たない聖人め!)”


では、1~3行目は何を表しているのでしょう?この答えでキーとなってくるのは、フィボナッチ数列とアナグラムです。1行目の数字はフィボナッチ数列をでたらめに並び替えたもので、正しい順番に直すと「1‐1‐2‐3‐5‐8‐13‐21」となります。同じように2行目・3行目も並び替えてみると、下記の文言が浮かび上がってきます。


“Leonardo da Vinci!

The Mona Lisa!”


「レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザを調べろ」という意味になるのです。ルーブル美術館にはモナリザが所蔵されているため、ラングドンとソフィーはモナリザを調べに向かいます。そこで新たな暗号を発見しました。


“So dark the con of man.(人の欺瞞はかくも邪悪なり)”


この言葉はシオン修道会の基本理念を指す言葉で、「教会が女性を見下し、男性が有利になるよう嘘をついて世界を欺いた」という意味を持ちます。実はこの言葉にもアナグラムで別の言葉が隠されていました。


“Madonna of the rocks(岩窟の聖母)”


岩窟の聖母もダ・ヴィンチの作品であり、モナリザと同じ部屋に展示されています。この絵の裏から百合の紋章が付いた正十字の鍵が落ちてきました。百合はシオン修道会の紋章ということもあり、ラングドンはソニエールがシオン修道会に属していたと確信します。


この鍵は、チューリッヒ保管銀行にある貸金庫を開けるための鍵でした。貸金庫からはバラのマークが描かれた木箱があり、その中にはクリプテックスと呼ばれるダ・ヴィンチが発明したものが入っていたのです。


わざわざ『ウィトルウィウス的人体図』を作った理由


もう1つの謎として、「なぜソニエールは死ぬ間際にわざわざ『ウィトルウィウス的人体図』とそっくりの姿になったのか」があります。ソニエールがウィトルウィウス的人体図になぞらえた理由は、ダ・ヴィンチの作品にヒントがあることを示したかったのだと考えられます。


また、ソニエールは自ら胸に五芒星を血で描いています。五芒星は悪魔を象徴する形としても知られていますが、元々ヴィーナス(聖なる女性)を示す形でもありました。恐らくソニエールは聖杯との関連も含めて描いたのでしょう。


なお、作品の中でラングドンはウィトルウィウス的人体図が胸の五芒星の意味合いをより強めているとしています。人体図は頭・腕・脚の先を頂点にすると五芒星が描けるからです。


「聖杯」がなぜ狙われたのか?


ダ・ヴィンチ・コードの謎を解き明かすのに重要なキーワードとなってくるのが、「聖杯」です。作品の中で起きた事件はすべて、聖杯を狙う人物によって引き起こされた事件となっています。


ソニエールも銃を向けられ、聖杯の在処を伝えた後に殺されてしまいました。聖杯がなぜ狙われることになったのか、その理由を解説していきます。


ダ・ヴィンチ・コードにおいて聖杯が指す意図


そもそも作品の中で聖杯が指す意図とは何なのでしょうか?キリスト教において「聖杯」というのは、イエス・キリストが最後の晩餐で12人の弟子に「私の血だ」と言ってワインを渡す時に使ったカップを指します。また、イエスが十字架から降ろされた際に血の受け皿となっていたカップも聖杯とされています。


しかし、聖杯を守る役割を果たしていたシオン修道会は、聖杯について「イエス・キリストと結婚した女性(マグダラのマリア)の子宮」という意味を持たせていたのです。


マグダラのマリアとは?


マグダラのマリアというのは、イエスが復活を果たした際の証人となり、最初の使徒になった人物とされています。彼女はキリスト教において「罪深い女性」「娼婦」として有名です。


「罪深い女性」というイメージは、ルカによる福音書で描かれた罪を悔い改める女性とマグダラのマリアが同一人物であることを6~7世紀頃に教皇大グレゴリウスによって付けられたものです。一方、「娼婦」というイメージは聖書の中でその根拠は書かれていません。罪深い女性が犯した罪の中に、邪淫が含まれていると考え娼婦のイメージが広まったと考えられます。


作品の中でシオン修道会が隠していた宝


今回物語のキーストーンとなっていた聖杯は、長い歴史の中でシオン修道会によりその事実が隠されてきました。マグダラのアリアとイエスの血脈を受け継ぐ子孫こそ聖杯であり、シオン修道会が密かに守り続けてきたことです。


もし聖杯が見つかってしまえば、キリスト教で神と崇められていた人物が「人間」に成り下がってしまい、キリスト教そのものが崩壊する恐れがありました。そのため、物語の中でもキリスト教に属する人たち(オプス・デイ)は聖杯の行方を追い、完全に隠蔽しようと考えていたのです。


シラスはなぜ多くの人を殺したのか?


『ダ・ヴィンチ・コード』ではシオン修道会の秘密を守ってきた参事3人とソニエール、サン・シュピルス教会の修道女などを殺したシラスも、聖杯を追っていた人物の1人です。なぜシラスは聖杯を追いながら多くの人を殺していったのでしょう?


シラスの正体


シラスはキリスト教カトリックの秘密結社として知られるオプス・デイに属し、アリンガローサ司祭のために動く狂信的な信者です。肌や髪の色素が普通の人よりも薄い色素欠乏症で、父親からは「幽霊」と言われていました。そんな父が母に暴行し、止めに入ろうとしたシラスはナイフで父親を殺してしまいます。


投獄されていたシラスの元にアリンガローサ司祭が現れ、彼を引き取ることになりました。しかし、その後司祭は強盗に襲われることとなります。


そこに助けに入ったのがシラスです。司祭は助けてくれたシラスを見て「君は天使だ」と呟きました。この事件以降シラスは司祭に傾倒し、司祭の指示に何でも従うようになっていったのです。


彼の太ももにはシリス帯というトゲが付いた鎖を巻いており、さらに背中には自ら鞭を打った際についた傷跡が多く残っています。


オプス・デイとの関係


シラスはオプス・デイの狂信的な信者となりますが、これにはアリンガローサ司祭が深く関係しています。司祭はオプス・デイの代表的存在でイタリア枢機卿たちと連携を図り、聖杯の存在を破壊するという目的を持っていました。


司祭は作品の中で、「神は我々みんなを利用する」というセリフを述べていますが、実際にシラスだけでなくオプス・デイの会員だったファーシュ捜査官も操ります。例えばシラスの犯行だと気づかれないよう、ファーシュにラングドンが殺人を犯したと告白したという嘘の情報を流していたのです。


ただし、シラスを操っていたことは間違いないのですが、捨て駒のように扱っていたかというとそうではありません。最後にシラスが死んだことを知ると、まるで絶望しているかのような表情を覗かせていました。司祭にとってシラスは単に都合の良い存在ではなく、本当に天使のような存在と思っていたのではないかと考察できます。


シラスはなぜ自分自身を傷つけるのか?


シラスには太ももと背中にとても痛々しい傷跡が残されていますが、これらはすべて自分自身で付けたものです。なぜシラスは自分自身を傷つけていたのでしょうか?


自分自身を傷つけていた理由として、彼が属していたオプス・デイの影響が挙げられます。元々カトリック教会において鎖や鞭を使い、肉体的苦行を行うことは伝統的な行為であり現代でも用いられていました。当然カトリックの秘密結社にあたるオプス・デイも肉体的苦行を行い、犠牲を捧げる習慣はあったのです。


ただし、シラスのように肉体に傷跡が残るようなことはしません。苦行を行う時も自らがきちんと力を加減しています。


シラスが痛々しいまでに傷つけるのは、感覚が麻痺するまで痛めつけることで自分の信仰と同一化することを目的にしていたからだと考えられます。司祭から「天使」と呼ばれていたシラスは、自分が特別な存在だということを心のどこかで思っていたのでしょう。そこで神と一体化するためにイエス・キリストが受けた苦痛を体に刻み付けていったのです。


ダ・ヴィンチ・コード黒幕の正体


『ダ・ヴィンチ・コード』において殺人を犯していった実行犯はシラスでしたが、本当の黒幕は別にいました。それはシラスが慕っていたアリンガローサ司祭をも騙していた存在です。


黒幕はあの人だった!


今回の事件を起こしていたのは、途中までラングドンやソフィーと共に行動していたリー・ティービングです。リーは小児麻痺の影響で幼い頃から脚が不自由であり、両杖をつき執事のレミーと生活をしています。


リーは聖杯伝説を追い続けており、屋敷の中には多くの資料が山積していました。聖杯はマグダラのマリアだという主張を語り、『最後の晩餐』の中に隠された聖杯についても説明します。


なぜ聖杯にこだわっていたのか?


リーが聖杯にこだわっていたのは、自分自身の説が真実だと知らしめたかったからだと考えられます。聖杯(イエスの子孫)が存在し、もしそれが現代のDNA鑑定などを使って証明できれば、イエスは神ではなく人間であったことが判明します。キリスト教の根幹をも揺るがす大騒動となるでしょう。


この情報を明るみに出さないために動いていたのがカトリックとするならば、リーはその逆を行く存在です。全世界に聖杯の真実を伝え、歴史を大きく変えたいと考えていました。


リーは最終的に自分の説が正しく、歴史が大きく変わるものだと信じ込んでいたため、犯罪に手を染めてしまったのだと考えられます。


聖書に描かれる「蛇」との共通点


真実信仰にのめり込み、ついには犯罪に手を染めてしまったリーは聖書に描かれている蛇と様々な共通点を持っています。例えば聖書の中で描かれた失楽園のシーンで、禁じられた果実を食べてしまう時も自分から食べようとしたのではなく、蛇に「神になれる」と唆されたことをきっかけに食べてしまうのです。リーも同様に、多くの人を唆して自分の手をできるだけ汚さずに聖杯の行方を追っていきます。


また、リーは両杖をつきながら生活していましたが、これは足のない蛇を象徴していたと考えられますし、メデューサと名付けられた銃も使用しています。こうしたことから、聖書の中で悪役として描かれている蛇になぞらえ、リーにも蛇との共通点を生み出していったと言えるでしょう。


クリプテックスの暗号


チューリッヒ保管銀行で手に入れたクリプテックスは、作中でラングドンを最も悩ませていた暗号でした。そもそもクリプテックスとはどういったものなのか、導かれたキーワードの意味などを解説していきます。


クリプテックスとは?


クリプテックスとは、5文字のパスワードをセットすると開く容器です。中には羊皮紙とビネガーが入っており、強い衝撃を加えたり無理やり開けようとしたりすると、ビンが割れてビネガーが羊皮紙を溶かしてしまう仕組みになっています。


秘密の文書を守るために使われたアイテムで、作中ではレオナルド・ダ・ヴィンチの発明品だと紹介されています。ただし、現実にはダ・ヴィンチの発明品だと証明されているわけではありません。


5文字のパスワードと聞くと簡単に思えてしまうかもしれませんが、アルファベット26文字×5^5になるため、全部で1200万通りにもなります。気が遠くなるような数字ですが、木箱にヒントが隠されており、それを頼りにパスワードになるものを探しに向かいます。


なぜ答えはあの5文字だったのか?


木箱のヒントはこのように書かれていました。


“教皇の葬った騎士がロンドンに眠る

彼の辛苦の果は神の怒りを招く

その墓を飾るべき球体を求めよ

それはバラの肉と種宿る胎を表す”


1行目を見たラングドンはすぐにロンドンのテンプル教会を思いつきます。テンプル教会はシオン修道会が作ったテンプル騎士団を祀る教会で、彼らはマグダラのマリアの墓を守っていたという事実もありました。


しかし、テンプル教会にたどり着いたもののそれらしい球体は見当たりません。実はテンプル教会はただ騎士団を祀っていただけで墓ではなかったのです。


その後教皇が葬った騎士が眠る教会を探すために、図書館のデータベースにアクセスして調べていきます。そこで発見するのが「アレクサンダー・ポープ」という人名です。彼はアイザック・ニュートンの葬儀を執り行っていました。


ニュートンも実はシオン修道会の総長であり、聖杯を守り続けてきた存在です。ラングドンとソフィーはニュートンの墓があるウェストミンスター寺院へ向かいました。


ウェストミンスター寺院には太陽系の惑星が展示されており、球体も数多く存在します。そしてラングドンはウェストミンスター寺院の中にある球体だけないことに気が付きます。それは、「APPLE」です。


ニュートンは木からりんごが落ちる瞬間を目にし、重力の法則を発見したことは非常に有名な話です。しかし、ウェストミンスター寺院にはりんごを象徴する球体は1つもありませんでした。また、りんごは神話や伝説と密接な関係にあり、りんごの花もまた5枚の花弁を持ち処女性や母性を意味しています。


こうした理由からAPPLEという答えが導かれていきました。


ロスリン礼拝堂ともう一つの行き先


クリプテックスから取り出した紙には、聖杯の在処が示された暗号が書かれていました。


“聖杯は古のロスリンの下で待つ

匠の芸術に囲まれて

剣と杯がそれを守る

それは輝く星空の下で眠りにつく”


ロスリンという名前を見て、ラングドンはスコットランドにあるロスリン礼拝堂を思いつきます。ロスリン礼拝堂とはテンプル騎士団が建てたものであり、異教の象徴が飾られている“暗号の聖堂”と呼ばれた場所です。礼拝堂の隠された地下を見つけ降りていくと、そこには棺があったと思われる場所に1輪のバラが飾られていました。つまり、棺自体はロスリン礼拝堂には存在していなかったのです。


しかし、部屋にあるたくさんの古文書からソフィー一家が事故に遭った時の新聞を発見し、ラングドンはソフィーがソニエールと血がつながっていないこと、ソフィーの苗字はソニエールではなく「サン=クレール」であることに気が付きます。


サン=クレールとはフランスで最初に作られた王朝・メロヴィング朝の直系にあたる苗字です。このメロヴィング朝はイエスとマグダラの子孫にあたるクローヴィスによって作られた王朝だと作中では語られています。つまり、ソフィーはイエスとマグダラの末裔だったのです。


ロスリン礼拝堂を最後にソフィーと別れたラングドンは、ホテルで髭を剃っている時に失敗してしまいます。この時、洗面台に落ちた血がまっすぐ排水溝に流れていく様子を見て、ローズ・ラインを思い出します。


ローズ・ラインは元々パリに存在していた子午線です。ライン上には真鍮で作られた135個のマークが付いており、地図上にはバラの花で描かれています。


ラングドンはイエスの血脈を指す「ブラッド・ライン」とローズ・ラインに関係があるものと考えました。ロスリンは「Roslin」と表記され、ローズ・ラインの起源になっていると映画では語られています。


135個のマークをたどっていくと、その先にはルーブル美術館がありました。ルーブル美術館は言わずもがな、匠の芸術に囲まれている場所です。そして、透明の逆さピラミッドの上にもローズ・ラインのマークが付いていました。


逆さピラミッドの下には石で作られた小さいピラミッドが飾られています。暗号の「剣」は石のピラミッド、「杯」は逆さピラミッドを指していると考えると、マグダラのマリアの棺はこのピラミッドの下に眠っていると考えられるのです。そのことに気が付いたラングドンは、跪いて女神信仰の信者が行ってきたように祈りを捧げます。


ダ・ヴィンチ・コードのネタバレ解説まとめ


今回は『ダ・ヴィンチ・コード』のネタバレありで解説してきました。この作品は「事実に基づいた作品である」と発表していますが、事実というよりも作者が考えた説を語っているもので、それが本当かどうかは分かりません。それでも重厚なストーリーに加えて暗号を解き明かす面白さから、非常に興味深い内容の映画となっています。


ただし、展開が非常に速いためキリスト教に関する知識や歴史的背景などを知っていないと、一度見ただけですべてを理解するのは難しいです。特にシラスがなぜ自分自身を傷つけていたのかなどは詳しく語られていなかったため、不思議に思っていた方も多いでしょう。


今回ご紹介してきた解説と併せてもう一度見直してみると、新たに発見できる部分が見つかるかもしれません。『ダ・ヴィンチ・コード』は各動画配信サービスでも視聴できます。ぜひもう一度『ダ・ヴィンチ・コード』を見直してみてください。


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執筆
エンタミート編集部

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