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『ひぐらしのなく頃に』はいったいどの順番で見ればいいの?

エンタミート編集部

更新日:2021-6-11

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独自の構成や、これまでにないストーリーの進め方が話題となり長きにわたって人気を誇るシリーズ『ひぐらしのなく頃に』を楽しむには、何よりも、見る順番が重要です。

 

そこで今回はアニメとマンガ、ゲームについておすすめの順番を解説していきます。興味があるけどどこから手をつけたらいいのかわからない、という人はぜひ参考にしてみてください。

 

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『ひぐらしのなく頃に』ってどんな作品?

 

『ひぐらしのなく頃に』とは、2002年に発売されたパソコン用のサウンドノベルゲームです。同人サークル「07th Expansion」によって制作され、監督と脚本は竜騎士07さんです。

 

本作は、人里離れた雛見沢村を舞台に次々と起こる怪死・失踪事件について、作中の様々な手がかりをヒントに真相を推理するミステリー作品です。登場するキャラクターの可愛らしさとは裏腹に内容は残酷で、ホラー要素の強さも人気の理由の一つといえるでしょう。

 

同人ゲームとしては類を見ないほどの人気が出たことから2006年にアニメ化されました。アニメ化によりさらに人気に火が点き、マンガや小説、映画やドラマにもなるなど、多くのファンを魅了し続けています。

 

アニメ『ひぐらしのなく頃に』を見る順番

 

アニメ『ひぐらしのなく頃に』シリーズは、基本的には公開順で視聴することをおすすめします。

 

【『ひぐらしのなく頃に』シリーズ公開順】

1期:ひぐらしのなく頃に

2期:ひぐらしのなく頃に 解

3期:ひぐらしのなく頃に 礼

4期:ひぐらしのなく頃に 煌

OVA:ひぐらしのなく頃に 拡〜アウトブレイク〜(主なVODでの配信なし)

5期:ひぐらしのなく頃に 業

6期:ひぐらしのなく頃に 卒

 

 

アニメ『ひぐらしのなく頃に』は、各期ごとに「出題編」と「解答編」で構成されており、「出題編」で起こった事件について「解答編」を見ることで視聴者自身が真相を推理するという展開になっています。そのため、「出題編」を見た後に該当する「解答編」を見るという楽しみ方も可能です。

 

メインとなるキャラクターが編ごとに変わるため連続性が低く、事件の展開も変わります。さらに編が変わるごとに時間も巻き戻るため、出題編では延々と事件が繰り返されることになります。解答編では、出題編それぞれについての真相が明かされていくという展開で進められます。

 

なぜこんな構成になっているのか、そこには制作陣の強いこだわりがうかがえます。出題編では主に事件だけが描かれ、真相に迫るヒントが散りばめられています。視聴者は事件の謎やヒントを基に“どう行動すれば事件を防げたのか”“どうやって回避するのが正解だったのか”といった考察をしながら展開を楽しめるのです。

 

では、アニメ『ひぐらしのなく頃に』の見る順番について、順を追って解説していきましょう。

 

1期(ひぐらしのなく頃に)

 

まずは2006年4~9月まで放送された『ひぐらしのなく頃に』の1期、全26話を見ていきます。

 

【出題編】

・「鬼隠し編(1~4話)」

・「綿流し編(5~8話)」

・「祟殺し編(9~13話)」

・「暇潰し編(14~15話)」

 

【解答編】

・「目明し編(16~21話)」←綿流し編の解答パート

・「罪滅し編(22~26話)」←鬼隠し編を解答パート

 

アニメ放送順の通りに見ていくことで出題編を網羅できます。

1期では全編にわたりメインキャラクターは前原圭一ですが、編ごとにヒロインが異なります。

 

ストーリーには連続性がなく、どの編から見始めても問題ありません。

ですが、「鬼隠し編(1~4話)」は東京から雛見沢村に引っ越してきた前原圭一の様子が描かれるなど、同シリーズの導入パートに当たるため、最初に見ておくとスムーズです。

 

「綿流し編(5~8話)」では園崎魅音、「祟殺し編(9~13話)」は北条沙都子をヒロインに迎え、次々と起こる事件とともに物語が続きます。他の3つの出題編とは時間軸の異なる「暇潰し編(14~15話)」は、前原圭一が引っ越してくるより5年ほど前の雛見沢村が舞台です。メインキャラクターは公安の刑事である赤坂衛が努め、観光客を装って村に入り込んだ際にヒロインである古手梨花と出会います。

 

「目明し編(16~21話)」は「綿流し編(5~8話)」の解答パートです。「罪滅し編(22~26話)」は「鬼隠し編(1~4話)」の解答パートであるとともに各編に共通して存在する謎について触れており、視聴者との答え合わせになっています。

 

2期(ひぐらしのなく頃に 解)

 

2007年7~12月まで放送された2期は全24話を見ていきます。

【出題編】

・「サイカイ(1話)」

・「厄醒し編(2~5話)」

 

【解答編】

・「皆殺し編(6~13話)」

・「祭囃し編(14~24話)」

 

という構成となっています。

 

罪滅し編の後日談である「サイカイ(1話)」は、原作にある“悪魔の脚本”をベースに作られており、約25年後の世界が描かれています。「厄醒し編(2~5話)」は北条沙都子がメインキャラクターとなり、ギャグ要素の強いパートです。

 

続く「皆殺し編(6~13話)」「祭囃し編(14~24話)」は、解答編の残り2パートであり、古手梨花がメインキャラクターとして話が進みます。同シリーズ全体を通した謎や事実が明らかになる、重要なパートです。

 

3期(ひぐらしのなく頃に 礼)

 

3期は全5話で構成されています。1期2期ともに好評だったために製作されたものの、3期以降はOVAでの販売という形が取られました。3期は2009年に発売されています。

 

・「羞晒し編(1話)」

・「賽殺し編(2~4話)」

・「昼壊し編(5話)」

 

本編は2期で完結しており、3期で描かれているのは後日談やサイドストーリーです。そのため、本編のような凄惨な描写などはほとんどありません。

 

4期(ひぐらしのなく頃に 煌)

 

原作である同人ゲームが10周年を迎えたことを記念して制作されたのが4期です。OVAとして4編4話で構成され、2011年に発売されました。

 

・「罰恋し編~喜~(1巻)」

・「結縁し編~愛~(2巻)」

・「妖戦し編~努~(3巻)」

・「夢現し編~楽~(4巻)」

 

「罰恋し編~喜~(1巻)」以外はオリジナルエピソードで、本編とは関りのない平和な日常がギャグ感満載で描かれています。

 

限定OVA(ひぐらしのなく頃に 拡~アウトブレイク~)

 

1話だけ制作された限定OVAも存在します。ギャグパートといえる3期4期とは打って変わり、同シリーズ本来の雰囲気が味わえる作品です。

 

5期(ひぐらしのなく頃に 業)

 

2020年10月~2021年3月まで放送された5期は全24話で構成されています。

 

【出題編】

・「鬼騙し編(1~4話)」

・「綿騙し編(5~8話)」

・「祟騙し編(9~13話)」

・「猫騙し編(14~17話)」

・「郷壊し編(18~24話)」

 

各パートを見てわかるように、5期は1期を改変した内容となっており、北条沙都子にスポットを当て、彼女の成長を描くストーリーとなっています。

5期では全てが「出題編」となっており、「解答編」が6期で公開されました。

 

6期(ひぐらしのなく頃に 卒)

2021年7月~9月まで放送された6期は全15話で構成されています。

 

【解答編】

・「鬼明し編(1~3話)」←5期「鬼騙し編(1~4話)」の解答パート

・「綿明し編(4~6話)」←5期「綿騙し編(5~8話)」の解答パート

・「祟明し編(7~11話)」←5期「祟騙し編(9~13話)」の解答パート

・「神楽し編(12~15話)」

 

6期は全て、5期に対する「解答編」となっています。

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マンガ『ひぐらしのなく頃に』を読む順番

漫画_ひぐらしのなく頃に

 

マンガとしても多くのタイトルが発売されている同シリーズですが、やはり悩むのが読む順番です。ここからはマンガ『ひぐらしのなく頃に』を読むおすすめの順番を解説していきます。

 

マンガには原作である同人ゲームのシナリオがすべて描かれているため、ゲームの内容順に読むとスムーズです。本編以外のオリジナル作品も多く、先に読んでしまうとネタバレしてしまうおそれもあるため、まずは本編に沿って読んでみましょう。

 

「ひぐらしのなく頃に」出題編

前述の通り、同シリーズ本編は事件が起きる「出題編」と真相を推理する「解答編」に分かれた構成となっています。それはマンガでも変わらないため、まずは出題編から読み進めていくといいでしょう。

 

・ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(全2巻)

・ひぐらしのなく頃に 綿流し編(全2巻)

・ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(全2巻)

・ひぐらしのなく頃に 暇潰し編(全2巻)

 

以上の4タイトルが出題編となっています。それぞれのパートで事件が起こり、解答編へとつながります。

 

「ひぐらしのなく頃に解」解答編

出題編で起きた事件や提示された謎について解き明かされていく解答編が次の4タイトルです。

 

・ひぐらしのなく頃に解 目明し編(全4巻)

・ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編(全4巻)

・ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編(全6巻)

・ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編(全8巻)

 

各タイトルが出題編と対になっており、すべてのタイトルを読むことで初めて物語の全容が明らかになる仕組みです。本編を読み終わったらサイドストーリーも読んでみましょう。現在発売されているタイトルは次の6つです。

 

・ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編(全2巻)

・ひぐらしのなく頃に怪 現壊し編(全1巻)

・ひぐらしのなく頃に 宵越し編(全2巻)

・ひぐらしのなく頃に 心癒し編(全1巻)

・ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編(全1巻)

・ひぐらしのなく頃に 昼壊し編(全1巻)

 

この他にもアンソロジーなど数多くのタイトルが発売されています。

 

ゲーム『ひぐらしのなく頃に』をプレイする順番 

 

 

アニメやマンガを見て同シリーズの世界観に触れたら興味を持つのが原作となったゲームでしょう。スタートはパソコン用のサウンドノベルゲームだったため、アニメではじめて知ったという人も多いかもしれません。

 

しかし、アニメでは都合によりカットされたシーンなども存在するため、原作のすべてを堪能するにはやはりゲームのプレイが欠かせないでしょう。移植されたゲームは次のようなタイトルが存在します。

 

・ひぐらしのなく頃に祭(PS2)

・ひぐらしのなく頃に絆(DS)

・ひぐらしのなく頃に粋(PS3・Vita)

・ひぐらしのなく頃に奉(PS4・Switch)

 

たくさんありますが、これからゲームを始めるという場合は「ひぐらしのなく頃に奉(PS4・Switch)」がおすすめです。なぜなら他の3タイトルのシナリオがすべて収録されているうえに追加のシナリオもあるという、圧巻のボリュームを誇るからです。「ひぐらしのなく頃に奉(PS4・Switch)」をプレイする際は輿宮警察署事件調書内にある次の順番がおすすめです。

 

・鬼隠し編

・綿流し編

・祟殺し編

・憑落し編

・盥回し編

・伝染し編

 

この順番で進めていくと他の編でのネタバレなどが起こらず、徐々に謎が解けていく楽しさが味わえます。輿宮警察署事件調書とは、原作でいうところの出題編に該当し、解答編につながっていきます。

 

『ひぐらしのなく頃に』のアニメやマンガ、ゲームの順番に関するまとめ 

 

様々な媒体で多くのタイトルが発売されている人気シリーズ『ひぐらしのなく頃に』は、2002年の発売から変わらない魅力を放っています。現在でもアニメやゲームが発売されており、初めて手にするという人も多いでしょう。

 

特殊な構成が魅力の一つでもある『ひぐらしのなく頃に』は、順番が重要です。作品を最大限満喫するには、正しい順番で追っていくのがポイントになります。

 

ひぐらしのなく頃には、DMM TVといった動画配信サービスで見放題配信されているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください!

 

 

※本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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