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【10/18更新】アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズンの続編はいつ放送されるの?

エンタミート編集部

更新日:2021-6-30

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アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズン(season4)は、2020年12月7日からNHKで放送がスタートし、多くのファンが視聴しました。しかし、そんな進撃の巨人ですが、いよいよクライマックスというところで放送が終了となりました。ファイナルシーズンの続きは後日放送されることが発表されたのです。

 

今回は、アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズン(season4)がどのような展開なのか、漫画の何話までがアニメ化されているのか、放送延期となった回とその理由とは何か、第76話はいつ放送されるのかといった点について解説していきます。

 

さらに、アニメと漫画の違いについても解説します。より進撃の巨人を楽しみたいと考えているのならぜひ目を通してみてください。


Part2第76話は2022年1月9日に放送となる

 

 

Final Seasonパート2は、2022年1月9日(日)24時5分から放送予定となっています。NHK総合で第76話「断罪」からスタートするので、続きを楽しみにしている人は放送が始まるまで復習をしておきましょう。

 

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アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズン(season4)とは?

 

まずは、アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズン(season4)がどのような作品なのかみていきましょう。season3までのおさらいとseason4の展開について解説していきます。

 

season3までのおさらい

 

season4をより楽しみなら、season3までのおさらいをしておくのがおすすめです。押さえておくべきポイントは以下の通りです。

 

ウォールマリアを奪還した

 

エレンを含む調査兵団は、エレンが手に入れた硬質化の力を使い、超大型巨人(ベルトルトなど)によって開けられて穴を塞ぐというミッションを遂行します。

 

そのミッションに出発した先では、ベルトルトやライナーが立ちはだかります。そして、エレンの強奪を企んでいたのです。そのような状況下で苦戦を強いられることにはなってしまいますが、ウォールマリアの奪還は成功しています。

 

エレンの父・グリシャが残した地下室に真実が…

 

エレンたちは、父親のグリシャが地下室に残した資料から壁の外にいる人類について知ることになります。グリシャの記憶と残された資料からは、影の外の人類はマーレ帝国に支配されている、壁の中にいるエルディア人は“ユミルの民”として差別されていることなどが判明します。さらに、知性巨人は9体いること、マーレ側が7つの巨人を有していること、グリシャはエルディア人でありジークが息子であることも判明しました。

 

グリシャは、エルディア人の地位を取り戻すためにマーレ帝国で反乱分子を育てたのですが、息子のジークがチクってマーレに捕らえられました。マーレは、エルディアの復習派をただ捕らえるだけではなく、無知性巨人にしてエレンたちがいるパラディ島へ送り込んだのです。それは、見せしめが目的です。

 

グリシャも無知性巨人にされてしまうかと思われたのですが、エレンが持つクルーガーの力を持つ黒幕・フクロウが処刑馬に紛れていました。それにより、回避することができました。

 

その後グリシャは、新劇の巨人の力を継承し、壁の中にたどり着いたのです。それはエレンたちにとって大きな発見だったと言えるでしょう。

 

調査兵団は海に到達する

 

グリシャの記憶に触れたり、資料を目の当たりにしたりしてから、調査兵団は海へと到達します。調査兵団のメンバーは海を見て感動します。そんな中でエレンは、“海の向こうにいる人間”に対して敵対心をあらわにするところでseason3が完結となるのです。

 

ファイナルシーズン(season4)はどんな展開なのか

 

ファイナルシーズン(season4)がどのような展開になるのかという点についてもチェックしておきましょう。

 

season4はマーレ編

 

ファイナルシーズン(season4)は、マーレ編です。1話目では、海に到達してから3年の月日が経ったころを描いています。ライナーやジークなどの壁の外にいる人類側の視点で描かれている作品でもあります。

 

いきなり戦っているのはなぜ?

 

season4は、冒頭から戦場で戦っています。その戦いというのは、ファルコやガビといった新キャラクターが属しているマーレ軍と中東連合軍との戦いです。なぜ戦っているのかは1話で明かされることはありませんが、のちに明らかになっていきます。マーレ側が持つ女型の巨人や超大型巨人、顎の巨人を失ったということが世界に知られたことが原因の1つだということが後々分かります。

 

マーレ帝国などの関係性は?

 

マーレ帝国、中東連合軍、パラディ島の関係について知っておくことも、より深く進撃の巨人を楽しむためのポイントになります。

 

マーレ帝国は、巨人を戦力とした戦争を行っています。科学技術はそこまで発展しておらず、巨人に頼った国の運営がなされているのです。マーレ兵にはマーレ人(マガト隊長やマーレ軍元帥など)、エルディア兵にはエルディア人(ジークやライナー、ファルコ、コルト、ガビなど)が属しています。

 

中東連合軍は、対巨人兵器を使ってマーレ軍に対抗しています。科学技術を駆使し、マーレ抵抗にとって脅威となる存在です。属しているのは、マーレ帝国に対して敵対心を持つ人類です。

 

パラディ島には、エレンや調査兵団を含む作中の登場人物が暮らしています。かつて大陸を支配していたユミルの民でもあります。マーレに巨人の力を奪われてしまい、145代フリッツ王が壁を作って、住民の記憶を消して生活を送っていました。

 

マーレ編の視点について

 

マーレ編は、マーレ軍の視点から描かれています。これまでに描かれていた場内への侵略計画の謎に迫っている物語とも言えるでしょう。エレンたちの街を襲撃した理由やジークが持つ真の目的、壁の外の人類の実態が序盤で知ることができます。

 

アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズンは漫画の何話まで?

 

アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズンは、漫画だとどのあたりなのか気になるという人もいるでしょう。続いては、パート1と今後放送される予定のパート2がどこまでなのかという点について解説していきます。

 

 

パート1は29巻116話まで

 

season1

1巻~8巻

season2

9巻~12巻

season3 Part1

13巻~18巻72話

season3 Part2

18巻73話~22巻

season4 Part1

23巻~29巻116話

 

パート2はそこから最終話まで?

 

パート2では、29巻の117話以降の物語が進んでいくと考えられます。しかし、最終話まで話が進んでいくかははっきりしていません。そのため、どこまで話を進めるのか楽しみながら視聴できるでしょう。

 

アニメ『進撃の巨人』で放送延期となった回について

 

アニメ『進撃の巨人』には、延期となった回があります。それは、第73話「暴悪」と第74話「唯一の救い」です。延期の理由は地震でした。

 

放送されなかった分は、2021年3月21日深夜24時10分から第73話「暴悪」、深夜24時34分から第74話「唯一の救い」が連続で放送されました。

 

アニメ『進撃の巨人』は漫画と違いがある?

 

 

『進撃の巨人』は、アニメと漫画があります。その2つに何か違いがあるのか気になるという人もいるでしょう。最後に、アニメ版と漫画版の違いについて解説していきます。

 

原作の第1話冒頭部分がアニメではカットされている

 

1つ目の違いは、原作の第1話冒頭部分がアニメではカットされているという点です。

 

原作の漫画では第1話『二千年後の君へ』の冒頭で、エレンが目を覚ました時にミカサのような人に「いってらっしゃい、エレン」と言われます。しかし、アニメ版ではそのセリフがカットされました。

 

夢を見ていたエレンが涙を流して目覚めるという点はアニメ版でも同じです。ただし、目を覚ました後にミカサに対して「髪が伸びてないか?」と問うセリフもアニメではカット・変更されています。アニメ版の方では、「ミカサ、なんでここに?」というセリフに変わっています。

 

それだけではなく、エレンが見ていた夢の内容もアニメ版と漫画版では異なるのです。アニメ版の夢は、エレンの母親・カルラが巨人の捕食される様子を描いていて、エレンがどうして泣いているのか分かりやすい演出になっています。

 

カルラが捕食されることをエレンはまだ体験していません。それにも関わらず、その出来事をエレンが夢で見たことに対して様々な考察がなされています。中には予知夢説もあったのですが、ループしているのではないかと語る読者が多かったことからループ説が濃厚だと考える人が多く見られます。

 

グリシャが注射するシーンにも違いが

 

2つ目は、グリシャが注射するシーンが違うという点です。

 

漫画版では、グリシャがエレンに注射をするというシーンについて詳しく描かれていません。エレンの回想だけしか描かれていないため、どのタイミングで起こった出来事なのか、曖昧になっています。

 

それに対してアニメ版では、どのタイミングなのかはっきりと描かれています。ウォールマリアが陥落してしまった直後だと明確になるのです。エレンとミカサが船を使って脱出後、グリシャが馬車に乗ってエレンに注射を打ち、食糧庫でエレンは目を覚ますという流れにアニメ版はなっています。

 

漫画版とアニメ版を比べてみると、アニメ版の方がより分かりやすくなっています。これに対して作者は、アニメ版が完成版であり原作のミスを修正したり、伏線を張り直したりしていると語っていることから、アニメ版の流れを考察すべきだと考えられるでしょう。

 

しかし、このシーンには謎が残されています。それは、目を覚ましたエレンが「父さんと会っていた気がする」と言うのに対して、ミカサが「まさか、気のせいだよ」と返答する部分です。

 

ミカサはウォールマリアが陥落してからエレンとずっと一緒にいたはずなので、エレンが注射を打たれたり、巨人かしたりしたことに気が付かないのは不思議に感じます。それだけではなく、混乱の最中にエレンとグリシャがどのように合流できたのかという点も疑問に感じてしまう人がいることでしょう。

 

漫画版とアニメ版を比較すると、より詳しく描写されている部分が多くなっています。その分伏線も多くなるため、より考察すべき要素も比例して多くなっています。

 

エレンが船で脱出するシーンでは、エレンの手に傷があったにも関わらず、食糧庫で目を覚ました時には消えていたのです。それは、巨人の力を手に入れ、再生能力がエレンに備わったからではないかという考察がファンの間では繰り広げられています。

 

アルミンの両親や祖父について

 

3つ目は、アルミンの両親や祖父に関する違いがあるという点です。

 

漫画版では、ウォールマリアが陥落したことによって人々が活動できるエリアが少なくなってしまった時、口減らしを行うための奪還作戦が行われました。この作戦にアルミンの両親も参加させられてしまい、最終的に死亡したとされていました。それを機にアルミンは王政に対する復讐を誓い、兵士になるべく訓練兵団に入団したのです。

 

それに対してアニメ版では、そのような理由がカットされています。そして、アルミンの祖父が奪還作戦に参加したことになっているのです。その変更に加え、祖父がアルミンに帽子を渡すというシーンがアニメでは追加されています。

 

さらにアニメ版には、「これはまだ内緒なんだけど、父さんと母さんは今度外の世界に行くんだって」という漫画版にはないセリフが追加になっています。このセリフからは、アルミンの両親が極秘任務を行っている、またはこっそりと脱出したといった可能性が考えられます。

 

そんなアルミンの両親はアニメ版だと、シガンシナ区の陥落よりも早いタイミングで命を絶っているという点も大きな違いの1つです。アルミンの両親は、気球を作って壁の外へ出ようとするのですが、憲兵団によって射殺されてしまいます。

 

アルミンの両親を射殺した中央第一憲兵団は壁の調査はもちろんですが、壁の外に出ようとする行為も取り締まっていたと考えられます。気球や銃器などを発明した人物を治安維持という名目で秘密裏に始末していたという事実もあるため、気球を作ったことが原因で殺されてしまった可能性は高いと考えられます。

 

マルコが亡くなるタイミングについて

 

4つ目は、マルコが亡くなるタイミングが違うという点です。

 

マルコは、漫画版の第18話「今、何をすべきか」で亡骸となった姿を同僚のジャンによって発見されます。死体の様子は、明らかに巨人に捕食されたことによって絶命したことが分かるような状態でした。また、マルコの立体起動装置はソニー・ビーンの巨人を倒す際に使われていますが、この段階でソニー・ビーンの巨人は2体とも捕獲されていないため、必要性はないと言えます。

 

このことから、マルコの立体起動装置を奪うという目的で殺されてしまったわけではないと考察できます。そしてその死には、アニ・ライナー・ベルトルトが関わっているとも考察されていました。なぜかというと、マルコがトロスト区奪還作戦を行う際に、ライナーとベルトルトの巨人に関する話し合いを聞いてしまったからです。

 

そしてライナーとベルトルトが本当は巨人ではないと判断し、アニへ報告します。しかし、アニもライナーやベルトルトの仲間なのでマルコは窮地に陥ってしまいます。最終的に、理由などを聞かされることなく立体起動装置を奪われ、巨人に捕食されてしまったのです。

 

そんなマルコの死について、漫画版の第77話「彼らが見た世界」で真相が明らかになります。第18話「今、何をすべきか」を呼んだ人の考察の通り、アニ達がマルコを殺すために立体起動装置を奪ったのです。

 

アニメ版では、巨人化したエレンが穴を塞ぐというミッションを行ったあたりでは生存しています。そのため、それ以降に死亡したということになるでしょう。アニメでも同様にライナーやベルトルトが巨人であることに気が付いたことが死の直接的な原因として描かれています。

 

他と同じようにマルコの死に関しても、漫画版よりアニメ版の方が詳しく書かれています。死亡のタイミングについてもより詳しく描かれているので、気になる人はアニメ版もチェックしてみてください。

 

アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズンに関するまとめ

 

アニメ『進撃の巨人』ファイナルシーズンは、どのような結末になるのか漫画ファンからも注目度が高まっています。season3までの内容を知っていれば、より楽しめる内容となっているため、まだ観たことがないという人はぜひチェックしてみてください。

 

season3までの押さえておくべきポイントとして、ウォールマリアを奪還したことやエレンの父・グリシャが残した地下室に真実があること、調査兵団は海に到達したことをピックアップしてご紹介しました。しかしこの他にもseason4につながる部分がたくさん盛り込まれているので、season1から通して観てみるのが一番おすすめです。

 

進撃の巨人をより楽しむには、漫画版とアニメ版の違いを知っておくこともポイントになります。作者は、アニメ版が完成版であり原作のミスを修正したり、伏線を張り直したりといった内容を語っているため、アニメ版を見るとより理解が深まっていくと考えられます。

 

今回は、原作の第1話冒頭部分がアニメではカットされている点、グリシャが注射するシーンが違うという点、アルミンの両親や祖父に関する違いがあるという点、マルコが亡くなるタイミングが違うという点の4つの違いをご紹介しました。この他にも漫画版とアニメ版には様々な違いがあるため、どのような違いがあるのかチェックしてみるのも面白いでしょう。

 

アニメ版『進撃の巨人』は、U-NEXTなどで観ることができるようになっています。アニメ版をまだ観たことがないという人も、もう1度観てみたいと思う人も、ぜひチェックしてみてください。そうすることで、さらに理解を深めていけるでしょう。

 


※本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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