映画『塔の上のラプンツェル』作品概要
『塔の上のラプンツェル』作品概要
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監督
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バイロン・ハワード
ネイサン・グレノ
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脚本
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ダン・フォーゲルマン
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音楽
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アラン・メンケン
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公開日
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米国:2010年11月24日
日本:2011年3月12日
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上映時間
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100分
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興行収入
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全世界:5億9,246万2,816ドル
日本:25億6,000万円
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2010年に公開された『塔の上のラプンツェル』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品の第50作目にあたり、初めて3Dで描かれたディズニープリンセス作品です。
『ボルト』や『ズートピア』に携わっているバイロン・ハワードと、同じく『ボルト』や『アナと雪の女王』などの制作に参加しているネイサン・グレノが共同監督を務めています。
さらに、『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』、『アラジン』、『魔法にかけられて』など数多くのディズニー映画の音楽を制作している、映画音楽の巨匠アラン・メンケンが、本作でも音楽を担当しています。
シリーズ作品
タイトル
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概要
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ラプンツェルのウェディング
(全1話/約7分)
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『塔の上のラプンツェル』のスピンオフ。
映画のその後、ラプンツェルとユージーンの結婚式の様子が描かれる。
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ラプンツェル あたらしい冒険
(全1話/約54分)
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『ラプンツェル ザ・シリーズ』の前日譚にあたるスピンオフ。
本編とは異なり、絵本のようなアニメーションで描かれている。
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ラプンツェル ザ・シリーズ
(全68話/各話 約25分)
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『塔の上のラプンツェル』から『ラプンツェルのウェディング』までの出来事が描かれたスピンオフ。
『ラプンツェル あたらしい冒険』と同じタッチのアニメーション。
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ラプンツェル コロナ王国のひとコマ
(全9話/各話 約5分)
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『ラプンツェル ザ・シリーズ』のスピンオフ。
コロナ王国で暮らすラプンツェルたちの日常が描かれている。
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『塔の上のラプンツェル』のスピンオフ作品として、上記4作品が制作されました。
『ラプンツェルのウェディング』は、カメレオンのパスカルと馬のマキシマスをメインに、ドタバタ劇が展開する短編作品です。
『ラプンツェル ザ・シリーズ』は、『塔の上のラプンツェル』の6ヶ月後から3年後までを描いたアニメシリーズ。
『ラプンツェル あたらしい冒険』は、『ラプンツェル ザ・シリーズ』の前日譚にあたり、『塔の上のラプンツェル』の6ヶ月後が描かれています。
さらに、『ラプンツェル ザ・シリーズ』のスピンオフとして、『ラプンツェル コロナ王国のひとコマ』も制作されました。
これらの『塔の上のラプンツェル』に関連する4作品は、すべてディズニープラスで見放題配信されています!
※『ラプンツェル コロナ王国のひとコマ』はシーズン1(全4話)のみ配信。
気になる方は、ぜひ『塔の上のラプンツェル』とあわせてスピンオフ作品も視聴してみてくださいね。
映画『塔の上のラプンツェル』あらすじ【ネタバレなし】
お尋ね者で魅力的な大泥棒フリン・ライダーは塔に忍び込み、ラプンツェルに捕まってしまう。
21メートルの金色に輝く髪を持つ少女ラプンツェルは、長い間、塔に閉じ込められていた。
好奇心旺盛で外の世界に憧れているラプンツェルは、塔から出るためにハンサムなフリンと取引をする。
警護隊長の馬マキシマスと頼もしいカメレオンのパスカル、そして酒場の荒くれ者たちの力も借りて、ラプンツェルとフリンの大脱出が始まる!
『塔の上のラプンツェル』は、塔に閉じ込められて生活を送っていながらも、好奇心旺盛なラプンツェルが主人公の作品です。
泥棒・フリンとの出会いをきっかけに、ラプンツェルは外の世界へと飛び出します。
ラプンツェルとフリンの関係性の変化といった、プリンセス作品での定番である恋愛要素だけでなく、「初めての外の世界」というワクワクするような冒険アドベンチャー要素も楽しめるのが『塔の上のラプンツェル』の魅力。
さらに、個性豊かなキャラクターたちや幻想的な風景が、作品を彩っています。
映画『塔の上のラプンツェル』登場キャラクター・キャスト(声優)
ラプンツェル
本作の主人公である少女。
美しい金色の持ち主で、髪には傷を癒す不思議な力が宿っており、髪の長さは70フィート(21メートル)にも及ぶ。
本当はコロナ王国のプリンセスだが、幼い頃に髪の力を狙ったゴーテルにさらわれ、それ以来ゴーテルとともに森の奥の塔で暮らしている。
ゴーテルによって禁じられているため、塔からは出たことがおらず、自分がコロナ王国のプリンセスであることも知らない。
不自由な生活を強いられているが、好奇心旺盛で活発な性格。
ある日、塔に侵入したフリンと出会い、外の世界に出ることになるが…。
キャスト(声優):マンディ・ムーア/幼少期:デラニー・ローズ・ステイン
日本語吹き替え版:中川翔子/歌唱:小此木麻里/幼少期:諸星すみれ
フリン・ライダー/ユージーン・フィッツハーバード
本作のもう1人の主人公。
指名手配されている大泥棒で、コロナ王国の王女のティアラを盗んだ罪で追われている際に塔に逃げ込み、ラプンツェルと出会った。
ハンサムな顔をした、キザでナルシストなプレイボーイで、その顔を生かして誘惑することが得意。
お調子者な一方で、ロマンチストな一面も持ち合わせている。
フリン・ライダーと名乗っているが、本名はユージーン・フィッツハーバード。
キャスト(声優):ザッカリー・リーヴァイ
日本語吹き替え版:畠中洋
マザー・ゴーテル
本作のヴィラン。
ラプンツェルの育ての親であり、塔に出入りするただ1人の人間。
ラプンツェルの髪に魔法の力が宿っていることを知り、まだ赤ん坊だったラプンツェルを誘拐した。
美しさに執着しており、傷を癒すというラプンツェルの髪の力によって、現在の姿を維持している様子。
ラプンツェルには「外の世界は恐ろしい」「自分はラプンツェルを愛している」「ラプンツェルは無力である」と言い聞かせ、外に出ることを禁じ、塔に閉じ込めた。
キャスト(声優):ドナ・マーフィ
日本語吹き替え版:剣幸
パスカル
ラプンツェルと暮らしているカメレオン。
塔に閉じ込められているラプンツェルにとって、唯一の友達であり頼れる存在。
言葉を話すことはできないが、身体の色を変えたりジェスチャーをしたり、豊かな表情で感情を伝えている。
キャスト(声優):フランク・ウェルカー
日本語吹き替え版:言語版流用
マキシマス
警護隊長のパートナーである白い馬。
使命感が強く、目標のためには危険も顧みない。
コロナ王国の王女のティアラを盗んだフリンを追跡している最中で、フリンとともに塔の外へ飛び出したラプンツェルと出会う。
王国のために身を尽くしているが誰にも褒められず、それを慰めてくれたラプンツェルの夢を叶えるため、フリンと1日限りの協力関係を結ぶことになった。
犬のように優れた嗅覚や、読み書きや計算ができる知能の持ち主で、さらには剣を加えて闘うことができるほど器用。
話すことはできないが、ジェスチャーと表情で感情を伝える。
キャスト(声優):フランク・ウェルカー
日本語吹き替え版:言語版流用
荒くれ者たち
街の外れにある酒場「かわいいアヒルの子」を拠点にしている荒くれ者たち。
壁に無数のナイフが刺さっていたり、酒場の様子は乱雑で恐ろしい。
荒くれ者たちも恐ろしい見た目をしているが、純粋な夢を持っている。
初めは懸賞金目的でフリンを捕まえようとしていたが、ラプンツェルの言葉に心を動かされて自分の夢を思い出し、ラプンツェルの夢のために協力することになる。
フックハンド
荒くれ者たちのリーダー的存在(画像右)。
左手がフックになっている。
荒っぽく物騒な男だが、夢はピアニストになること。
本当は命を奪うよりも心を奪う演奏がしたいと願っている。
キャスト(声優):ブラッド・ギャレッド
日本語吹き替え版:岡田誠
ビッグノーズ
大きな鼻と、足の指が6本あることが特徴的。
素敵な恋人を作り、可愛い彼女とともにボートに乗ることを夢見ている。
キャスト(声優):ジェフリー・タンバー
日本語吹き替え版:石原慎一
ウラジミール
無口な大男であり、角のついた兜をかぶっている。
陶器でできた小さいユニコーンを集めるという、可愛い趣味を持っている。
キャスト(声優):リチャード・キール
日本語吹き替え版:田中英樹
ウルフ
白塗りの男(画像左)。
パントマイマーになることを夢見ており、一切喋らない。
キャスト(声優):―
日本語吹き替え版:IKKAN
ショーティー
天使の格好をした風変わりな老人。
酔っ払いで、鼻が赤い。
夢は明かされなかった。
キャスト(声優):ポール・F・トプキンス
日本語吹き替え版:多田野曜平
アッティラ
騎士のような仮面をかぶった男。
素顔は明かされていない。
お菓子作りが趣味。
キャスト(声優):―
日本語吹き替え版:多田野曜平
トール
口髭を生やしている、ひときわ背の高い男。
夢はフローリスト(花屋・花関連の仕事をする人)になること。
キャスト(声優):―
日本語吹き替え版:
グレノ
フリンを捕まえて懸賞金を手にするため、フックハンドの命令で警護隊を連れてくる。
キャスト(声優):―
日本語吹き替え版:根本泰彦
スタビントン兄弟
兄・サイドバーンズと弟・パッチーの双子の兄弟。
フリンとともにコロナ王国の王女のティアラを盗んだ泥棒。
しかしフリンの裏切りによってティアラを独り占めされ、彼への仕返しを決意する。
キャスト(声優):ロン・パールマン
日本語吹き替え版:飯島肇
警護隊長
コロナ王国の王宮を守る警護隊の隊長(画像中央)。
白い馬のマキシマスがパートナーであり、マキシマスの能力を信頼している。
王女のティアラを盗んだフリンとスタビントン兄弟を追っている。
キャスト(声優):M・C・ゲイニー
日本語吹き替え版:佐山陽規
フレデリック王
コロナ王国の国王であり、ラプンツェルの実の父親(画像右)。
愛情深く知恵もあり、その優しい人柄で国民から信頼されている。
まだ幼いラプンツェルを誘拐されてからは、悲しみに暮れながらも王妃と支え合い、ラプンツェルの誕生日には毎年必ず、ラプンツェルの無事を祈って、国民とともに無数のランタンを飛ばしている。
※『ラプンツェル あらたしい冒険』にて名前が判明した。
キャスト(声優):―
日本語吹き替え版:―
アリアナ王妃
コロナ王国の王妃であり、ラプンツェルの実の母親(画像右)。
ラプンツェルとそっくりな顔立ちをしている。
ラプンツェルを妊娠しているときに重い病に倒れたが、魔法の花を浮かべた水を飲んで奇跡的に回復した。
そして誕生したラプンツェルの髪には、その魔法の花と同じ力が宿っていた。
王とともに、さらわれたラプンツェルが無事に戻ってきてくれることを願っている。
※『ラプンツェル あらたしい冒険』にて名前が判明した。
キャスト(声優):カリ・ウォールグレン
日本語吹き替え版:菅原さおり
映画『塔の上のラプンツェル』ストーリー解説【ネタバレあり】
『塔の上のラプンツェル』のストーリーを、以下の9つのポイントに分けて解説していきます。
『塔の上のラプンツェル』ストーリー解説
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- 解説①ラプンツェルの髪に魔法の力が宿った理由
- 解説②ラプンツェルが塔に閉じ込められた理由
- 解説③ラプンツェルとフリン・ライダーの出会い
- 解説④荒くれ者たちの夢
- 解説⑤フリン・ライダーの本当の名前
- 解説⑥隠されていた真実に気づくラプンツェル
- 解説⑦フリン・ライダーがラプンツェルの髪を切った理由
- 解説⑧物語の結末
- 解説⑨物語が伝えたいこと
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なお、ここからはネタバレを含む内容となっているため、まだ『塔の上のラプンツェル』を視聴していない方はご注意ください!
解説①ラプンツェルの髪に魔法の力が宿った理由
ラプンツェルの髪には、「傷を癒す」という魔法の力が宿っています。
ラプンツェルの髪に魔法の力が宿った理由は、ラプンツェルを妊娠中の王妃が魔法の花を浮かべた水を飲んだからです。
ラプンツェルの実の母親であるコロナ王国の王妃は、ラプンツェルを妊娠中に重い病に冒されてしまいました。
国王は王妃とお腹の中の赤ん坊を救うため、王妃を助ける術はないか国民に呼びかけます。
そんな中、森で傷を癒す力を持つ魔法の花を見つけたのです。
魔法の花を浮かべた水を飲んだ王妃は奇跡的に回復し、ラプンツェルを出産します。
そしてラプンツェルの髪には、その魔法の花の力が宿ったのです。
解説②ラプンツェルが塔に閉じ込められた理由
ラプンツェルは、魔法の力を独り占めしようとするマザー・ゴーテルによって塔に閉じ込められてしまいます。
昔々、空から地上に降ってきた「太陽の滴」から、怪我や病気を癒やす魔法の力を持った「金色の花」が生まれました。
ゴーテルは偶然にもその魔法の花を見つけ、何百年もの間その花を独り占めし、若さを保っていたのです。
しかし、何世紀も経って花の周りにはコロナ王国ができ、ある日、コロナ王国の王妃の病を治すために、その花は摘まれてしまいます。
花を取り戻すために城に忍び込んだゴーテルは、花の力がラプンツェルの髪に宿っていることに気づきます。
髪を切ると、切った髪からはその魔法の力は失われてしまうことを知り、ゴーテルはラプンツェルを誘拐しました。
そして「外は危険だ」「あなた(ラプンツェル)は無力だ」「あなた(ラプンツェル)が大切だから」と言い聞かせ、森の奥深くにある塔に閉じ込めて自分の子として育てたのです。
解説③ラプンツェルとフリン・ライダーの出会い
外に出ることを禁じられ、塔の中だけで暮らしていたラプンツェル。
好奇心旺盛なラプンツェルは、自分の誕生日に必ず遠くの空で飛んでいる無数の“灯り”をいつか近くで見たいと夢見ており、次第に外への憧れが強くなっていきました。
誕生日の前日、「明日の誕生日に外に出て直接灯りを見たい」とゴーテルに頼み込みましたが、ゴーテルは猛反対します。
そんな中、コロナ王国の王女のティアラを盗み、警護隊に追われていたフリン・ライダーは、偶然見つけた塔に逃げ込みます。
ラプンツェルはそんなフリンをフライパンで殴って気絶させ、フリンが持っていたティアラを奪いました。
1人で侵入者を倒したことで自信をつけたラプンツェルは、目を覚ましたフリンに「“灯り”が現れる場所まで案内して、それが済んだら塔まで送り届けて。そうすればティアラを返すから」と交渉します。
得意の“誘惑顔”が通用しなかったフリンは、しぶしぶラプンツェルの条件を受け入れ、外の世界へと連れ出します。
解説④荒くれ者たちの夢
条件を飲んで外に連れ出したものの、ラプンツェルを面倒だと思っていたフリンは、ラプンツェルを脅かそうと、荒くれ者たちが集まる酒場「かわいいアヒルの子」へ連れて行きました。
しかしフリンは懸賞金目的の荒くれ者たちに襲われてしまいます。
暴動を止めようとしたラプンツェルが荒くれ者たちに夢はないかと問いかけると、みんな自分の持っている純粋な夢を語り出します。
そしてラプンツェルは「遠くの空に飛ぶ“灯り”を近くで見る」という夢を、荒くれ者たちに明かしました。
自分の夢を笑わずに聞いてくれたラプンツェルの夢を応援するために、荒くれ者たちは警護隊から追われるフリンたちに協力し、地下通路へと案内しました。
解説⑤フリン・ライダーの本当の名前
地下通路に逃げ込み警護隊から逃れたラプンツェルとフリンでしたが、2人の前にスタビントン兄弟が現れます。
彼らから逃げる際にダムを決壊させてしまい、ラプンツェルとフリンは川の洞窟に閉じ込められてしまいました。
このままでは溺れ死んでしまうという危機に迫ったとき、フリンは自分の本名はユージーン・フィッツハーバードであることを明かします。
フリンの告白を聞いたラプンツェルは、自分の髪に秘められた魔法について打ち明け、髪の光を頼りに洞窟から脱出することに成功しました。
ラプンツェルがその髪の力のせいで塔に閉じ込められたと知ったフリンは、自分は孤児で、子供の頃に施設で読んだ『フリナガン・ライダーの冒険』の本に憧れて、「フリン・ライダー」と名乗っているという、誰にも言ったことのない秘密を明かすのでした。
秘密を打ち明け合ったことで、2人の距離は急速に近づきます。
解説⑥隠されていた真実に気づくラプンツェル
夜が明け、ラプンツェルの誕生日の当日、ラプンツェルとフリンはコロナ王国のお祭りを楽しみます。
夜にはボートに乗り、火を灯したランタンを空へ飛ばしました。
夢を叶えたラプンツェルはフリンを信頼し、フリンから奪ったティアラを返します。
フリンはスタビントン兄弟にティアラを渡しに行きましたが、ゴーテルからラプンツェルの髪のことを聞き、ティアラよりもラプンツェルの髪の力の方が価値があると思ったスタビントン兄弟によって、気絶させられてしまいます。
一方、スタビントン兄弟にさらわれかけたラプンツェルはゴーテルに助け出されました。
しかし、コロナ王国の警備隊の馬であるマキシマスについていたコロナ王国の紋章と、自分の記憶を頼りに壁に描いた太陽の絵が同じであることに気づきます。
自分がコロナ王国のプリンセスであることを知ったラプンツェル。
ゴーテルを問い詰めたものの、本性をあらわにしたゴーテルによって、鎖に繋がれてしまうのでした。
解説⑦フリン・ライダーがラプンツェルの髪を切った理由
マキシマスと荒くれ者たちに救出されたフリンは、ラプンツェルを助けにやってきましたが、ゴーテルによってナイフで刺されてしまいます。
ラプンツェルを連れて遠くへ逃げようとするゴーテルに、ラプンツェルは「このままならあなたから抵抗して逃げ続ける。でも、フリンの傷を治させてくれるなら絶対に、永遠にあなたから逃げない」と言いました。
しかし、ラプンツェルの犠牲を望まなかったフリンはラプンツェルの髪を切ります。
すると魔法の力を失ったゴーテルは急速に老け、塔から落下するとともに灰となって消えてしまいました。
解説⑧物語の結末
ナイフで刺されたフリンは、「君は僕の新しい夢だった」と言って息絶えてしまいます。
髪を切られてしまったため、傷を治す魔法の力はもうありません。
悲しみに暮れるラプンツェルの涙がフリンの頬に落ちると、涙に含まれた「太陽の滴」の力によってフリンが生き返りました。
実の両親と再会を果たしたラプンツェル。
ラプンツェルは、名前を本名のユージーン・フィッツハーバードに戻したフリンと結婚し、コロナ王国の女王となり幸せに暮らすのでした。
解説⑨物語が伝えたいこと
『塔の上のラプンツェル』が伝えたいことは、「行動することの大切さ」なのではないでしょうか。
塔に閉じ込められていたラプンツェルは外に出ることを諦めていました。
しかしフリンとの出会いによって外の世界へと出ることに成功し、様々な物事を知っていきます。
フリンと出会い外の世界を知り、胸が躍るような、ときには命の危険を感じるような冒険を経て、ラプンツェルは自分自身の正体と、信じ込んでいたゴーテルの正体に気づくことができたのです。
一方でフリンも、最初は面倒に思っていたもののラプンツェルと行動したことによって、自分にとって大切なものと出会うことができました。
見るときっと元気と勇気が湧いてくる『塔の上のラプンツェル』。
ぜひ視聴してみてくださいね!
映画『塔の上のラプンツェル』小ネタ・トリビア
続いて、『塔の上のラプンツェル』の小ネタやトリビアを紹介します。
『塔の上のラプンツェル』小ネタ・トリビア
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- 小ネタ①「ラプンツェル」の名前の由来は「野菜」
- 小ネタ②フリン・ライダーはディズニー史上最高のイケメン
- 小ネタ③マザー・ゴーテルの正体
- 小ネタ④ディズニーキャラクターがカメオ出演
- 小ネタ⑤ラプンツェルとフリンは『アナと雪の女王』に登場
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「ラプンツェル」の名前の由来やフリンの制作秘話、カメオ出演などについて解説!
ぜひチェックしてみてくださいね。
小ネタ①「ラプンツェル」の名前の由来は「野菜」
「ラプンツェル」という名前の由来は「野菜」だということをご存知ですか?
ドイツ語では「ラプンツェル」、日本語では「コーンサラダ」や「マーシュ」と呼ばれる野菜です。
映画の原作でもあるグリム童話の『ラプンツェル』では、とある夫婦が隣に住む魔女の家の庭にあるラプンツェル(コーンサラダ)を盗んだことが見つかり、魔女は好きなだけラプンツェルを摘ませる代わりに、妊娠中の妻に「子供が生まれたらその子をくれ!」と言います。
そして魔女に連れ去られた子供は「ラプンツェル」と名付けられたのです。
設定やストーリーが異なるディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』ではコーンサラダについての話はありませんが、知っておくと面白いですよね。
小ネタ②フリン・ライダーはディズニー史上最高のイケメン
『塔の上のラプンツェル』に登場するフリン・ライダーは、ディズニー史上最高のイケメンと言われているキャラクターです。
ルックスが良く話術に長け、自信家でナルシストで皮肉屋なフリン。
そのキャラクター像を完成させるために、女性スタッフを30人集めて「ホット・マン」会議を開いたのだそうです。
スタッフたちは俳優やアーティスト、スポーツ選手など、イケメンだと思う男性の画像を持ち寄り、様々な意見を出した様子。
「女性から見たイケメン」を突き詰めて、魅力的で愛されるフリン・ライダーというキャラクターが誕生したのです。
監督のバイロン・ハワードとネイサン・グレノは、作品制作の中でこの会議が最も大変だったと語っています。
小ネタ③マザー・ゴーテルの正体
『塔の上のラプンツェル』のヴィランであり、ラプンツェルの育ての親であるマザー・ゴーテル。
実は、ディズニーファンの間では、「白雪姫の女王」なのではないかとひそかに囁かれているのです。
ディズニー映画『白雪姫』のヴィランである女王は、白雪姫の継母であり魔女でもあります。
自惚れ屋で美しさに執着する女王は、世界一美しいと言われる白雪姫を殺すために、老婆の姿に変身し、毒リンゴを売りに行きました。
最終的に老婆の姿のまま落雷によって谷底に落ちた女王。
実はそれで死んでおらず、彷徨った果てに「魔法の花」を見つけ、若さを保ち続けているのではないかと考えられています。
実際に、ゴーテルは白雪姫の女王を参考に作られたようで、ラプンツェルの塔に毒リンゴのマークがあることも確認できます。
ただし、「マザー・ゴーテル=白雪姫の女王」であるかどうかは公式には明かされていません。
ディズニー映画では別作品でも繋がりがあったりするため、もしかしたらゴーテルと白雪姫の女王にも繋がりがあるのかもしれませんね!
小ネタ④ディズニーキャラクターがカメオ出演
『塔の上のラプンツェル』には、いくつかのディズニー作品のオマージュが見られます。
塔の中でラプンツェルが掃除に使っている木の箒は『メリダとおそろしの森』の箒と同じです。
また、『眠れる森の美女』でオーロラ姫が眠るきっかけとなった回し車も映っているほか、前項で解説したように、ラプンツェルが暮らす塔の中には『白雪姫』の毒リンゴの模様があります。
これらのカメオは、「自由への扉」の歌唱シーンで確認できますよ。
ほかにも、荒くれ者たちの中の1人、フックハンドは『ピーター・パン』のフック船長がモデルです。
フックハンドの夢はピアニストになることですが、『ピーター・パン』ではフック船長がピアノを弾くシーンがありますよ!
さらに荒くれ者たちが集う「かわいいアヒルの子」の柱の上に飾られているのは、『ピノキオ』の人形です。
また、『ライオン・キング』のプンバァをモチーフにしているイノシシも登場しています。
『塔の上のラプンツェル』で最もロマンチックなランタン祭りのシーン。
2人でボートに乗るこのシーンは、『リトル・マーメイド』のオマージュです。
様々なディズニーキャラクターやディズニー映画の小物が登場しているので、ぜひじっくり確かめてみてくださいね!
小ネタ⑤ラプンツェルとフリンは『アナと雪の女王』に登場
ラプンツェルとフリンは、『アナと雪の女王』に登場しています。
エルサの戴冠式のために、ラプンツェルとフリンがアレンデール王国にやってきているのです。
「生まれてはじめて」の歌唱中に、城の門が開かれるシーン(動画の2:53頃)に注目!
一瞬ですが、画面の左下にラプンツェルとフリンが映っているのが確認できますよ。
▼『アナと雪の女王』のストーリー解説はコチラ!
本当は怖い?映画『塔の上のラプンツェル』の原作
『塔の上のラプンツェル』は、グリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』です。
『塔の上のラプンツェル』の原作
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- 原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』
- ディズニー映画と原作の違い
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原作であるグリム童話の詳細や、ディズニー映画との違いについて解説します。
グリム童話はディズニー映画とは違い、少しダークなテイストです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』
『塔の上のラプンツェル』の原作は、グリム童話の『ラプンツェル』です。
日本では、『髪長姫』と訳されることもあります。
グリム童話のさらに原話となっているのは『ペンタメローネ(五日物語)』に収録されている『ペトロシネッラ』です。
グリム童話では、『ペトロシネッラ』から性的な要素が省かれています。
初版では、主人公が往時を部屋に招き入れて妊娠し、それに気づかれたためにラプンツェルが魔女に追放された、というストーリーです。
しかし、版を重ねるごとに性的な要素が省かれていき、後の版ではこのシーンが最小限になっており、ラプンツェルが追放された理由も外部の人間である王子と恋仲になったから、というものに変更されています。
さらに、妊娠に関して直接的な描写はなく、後にラプンツェルが子供と暮らしている描写のみです。
子供でも読みやすく、親しみやすい内容に変化しています。
ディズニー映画と原作の違い
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』と、原作であるグリム童話『ラプンツェル』のストーリーは大きく異なります。
ディズニー映画では冒険要素の強いストーリーであり、同じ部分を探す方が早いほど変更箇所が多いです。
ディズニー映画とグリム童話の違いを、以下に簡単にまとめました。
なお、ネタバレを含む内容になっているため、まだ視聴していない場合はご注意ください!
詳細
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ディズニー映画
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グリム童話
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登場人物
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ラプンツェルは王女
フリンは泥棒(貴族の生まれという説も)
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ラプンツェルは農家の娘
フリンは王子
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誘拐の経緯
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ラプンツェルの髪に魔法の力が宿っていることを知ったゴーテルが誘拐
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子供を授かった夫婦が魔法使いの庭に生えている野菜(ラプンツェル)を盗み、野菜を好きなだけ食べていい代わりに子供を渡すよう要求され、出産後すぐに連れて行かれる
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出会い
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フリンと出会い“灯り”を見るために外の世界へと飛び出す
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王子と出会い逢瀬を繰り返して妊娠
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髪を切る人物
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ラプンツェルの犠牲を望まないフリンはゴーテルから逃れ彼女を自由にするために髪を切る
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王子と恋仲であることに気づいた魔法使いがラプンツェルの髪を切って荒野へ追放
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塔から落下
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ラプンツェルの髪を切ったことで魔法の力を失ったゴーテルは塔から落下
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ラプンツェルはもういないと聞かされた王子は絶望して塔から身を投げ茨に突き刺さり失明
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結末
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自分こそが長年行方不明だったコロナ王国の王女だと知ったラプンツェルはフリンとともに両親と再会
2人は結婚し幸せに暮らす
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盲目の王子が彷徨っていると荒野に辿り着き双子の母となったラプンツェルと再会を果たす
ラプンツェルの涙によって王子の視力は回復し、王子は国に戻ってラプンツェルと子供たちと幸せに暮らす
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グリム童話はラプンツェルの実の両親が盗みを働いたことによって、約束したうえで魔法使いにラプンツェルをもらわれてしまいましたが、ディズニー映画では「マザー・ゴーテル」という“ヴィラン”として確立した存在です。
なお、「ラプンツェルを妊娠した母親が、魔法使いの植物を口にする」「王子の傷をラプンツェルの涙が癒す」という展開は共通しています。
グリム童話では魔法使いが育てている野菜・ラプンツェルを、子供(後のラプンツェル)を身ごもった農家の妻が食しており、ディズニー映画ではラプンツェルを妊娠中の王妃が、ゴーテルが独り占めしていた魔法の花を浮かべた水を飲みました。
このように、ディズニー映画とグリム童話は大きく異なります。
「髪に魔法の力が宿っている」というのも、ディズニー映画だけの設定です。
残酷な描写を減らしつつ、わかりやすいヴィランを登場させて魔法と冒険要素を加えたことで、子供でも楽しめる、夢と希望に満ち溢れたディズニー映画らしい内容に変化しているのではないでしょうか。
映画『塔の上のラプンツェル』魅力・感想
『塔の上のラプンツェル』の魅力や感想を紹介します。
『塔の上のラプンツェル』魅力・感想
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- 魅力①個性豊かなキャラクター
- 魅力②心躍る冒険と感動的なストーリー
- 魅力③美しい映像と歌いたくなる音楽
- 視聴者の感想
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魅力を3つに分けて解説するとともに、実際に視聴した方の感想も紹介!
ネタバレのない内容であるため、まだ『塔の上のラプンツェル』を見たことがない方も参考にしてみてくださいね。
魅力①個性豊かなキャラクター
『塔の上のラプンツェル』の1つ目の魅力は、個性豊かなキャラクターたちです。
好奇心旺盛で活発なラプンツェル、ハンサムなナルシストだが次第に変化していくフリン、ラプンツェルの支えになっている可愛いパスカル、能力が高く頼もしいうえ表情が面白いマキシマス。
そして怖い見た目とは裏腹に純粋な夢を抱えた荒くれ者たちや、美に執着しラプンツェルを利用している自己中心的なゴーテルなど、『塔の上のラプンツェル』は各キャラクターの個性が際立っています。
実際、『塔の上のラプンツェル』の魅力としてキャラクター性を挙げる声は多いです。
きっと好きなキャラクターが見つかりますよ!
魅力②心躍る冒険と感動的なストーリー
『塔の上のラプンツェル』の2つ目の魅力は、ワクワクする冒険譚と感動的なストーリーです。
よくある「プリンセス作品」とは一線を画しており、「追手から逃げる」「命の危機が迫る」など、アドベンチャー要素の高いラプンツェル。
公開する際には「男性層からの支持も得たい」という思いから、フリンの活躍を強調し、タイトルを『ラプンツェル(Rapunzel)』から『タングルド(Tangled)』に変更しています。
原作であるグリム童話とは異なり、冒険を混ぜ込むことで、「プリンセス作品=女性が見る作品」という従来のイメージを払拭できているのではないでしょうか。
魅力③美しい映像と歌いたくなる音楽
『塔の上のラプンツェル』の2つ目の魅力は、美しい映像と音楽です。
『塔の上のラプンツェル』で1番人気があるシーンは、「輝く未来」が流れるランタンのシーンなのではないでしょうか。
闇夜に輝くランタンと、バラード調のラプンツェルとフリンが掛け合う歌が流れるこのシーンは、まさに幻想的。
視聴者もラプンツェルのように心を動かされること間違いなしです。
ぜひこのシーンに注目してみてくださいね。
視聴者の感想
『塔の上のラプンツェル』を実際に視聴した方の感想を紹介します。
『塔の上のラプンツェル』に対して、「面白い」「ディズニー映画で1番好き」という感想が多くみられました。
単純なラブストーリーではなく冒険要素もあるため、普段ディズニー映画をあまり見ないという方でも視聴しやすいのではないでしょうか。
ヴィランも明確で、わかりやすいストーリーが展開します。
一方で、このような意見もありました。
「ゴーテルが邪悪すぎる」「毒親過ぎて見ていられない」という感想もあります。
ゴーテルは魔法の力で若さを保つために、ラプンツェルをさらって塔に閉じ込めています。
ラプンツェルが外に出ないように言い聞かせるシーンは、「外は危険だ」と言うだけでなく、「泣き虫」「幼稚でドジ」「世間知らず」などひどい言葉を吐いていました。
ラプンツェルが最後の最後までゴーテルを救おうとしていることから、ゴーテルを憎み切れていないこともわかります。
愛情を感じたからなのか、洗脳されているからなのか…真相はわかりませんが、「ゴーテルはただの悪人ではなく善人としての要素もある」という意見も見られるキャラクターです。
自分はゴーテルをどう思うのか、考えながら見ても楽しいかもしれませんよ。
冒険要素が強く、プリンセス作品を見たことがない方や単純なラブストーリーが苦手な方でも視聴しやすい『塔の上のラプンツェル』を、ぜひ一度視聴してみてくださいね!
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最高音質
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ディズニープラス:5.1サラウンド
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Hulu:5.1サラウンド
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同時視聴
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ディズニープラス:2台
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映画『塔の上のラプンツェル』まとめ
当記事では、『塔の上のラプンツェル』のあらすじや登場人物に加え、ストーリー解説や小ネタ、原作との違いを紹介しました。
『塔の上のラプンツェル』まとめ
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- 『塔の上のラプンツェル』は個性豊かなキャラクターと冒険アドベンチャー、挿入歌が魅力的な作品
- ディズニー映画を普段見ない方にもおすすめできる作品
- 原作であるグリム童話とはストーリーが大きく異なる
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