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SIMカードの入れ替えを自分でする方法と注意点

更新日:2025年4月8日

SIMカードの入れ替えを自分でする方法と注意点

格安SIMカードを利用する場合、オンラインで購入し、送られてきたSIMカードを自分で端末に入れ替えなければならないケースがほとんどです。大手携帯キャリアであれば店員にやってもらえることを自分で行うわけですが、やり方さえわかっていればそれほど難しい作業ではありません。
ここではSIMカード入れ替えの際に知っておくべきポイントについて解説します。

  1. SIMカードはどの端末でも入れ替えて使える?
  2. SIMカードにはどんなデータが記録されているの?
  3. SIMカードの入れ替え前に必要な準備
  4. SIMカードの入れ替えをするときの注意点
  5. SIMカードの入れ替え方
  6. SIMカードを入れ替えた後に必要な設定
  7. SIMカードの入れ替え前に注意点を確認しておきましょう

SIMカードはどの端末でも入れ替えて使える?

格安SIMカードを購入する際、気になるのはSIMカードがどの端末でも使えるのかということです。まず、端末自体にSIMロックがかかっている場合は端末と同じ携帯キャリアのSIMカードでなければ使えません。

2021年以降に販売された端末であれば、基本的にSIMフリーの端末となっています。つまり、SIMロックがかかっていない状態ということです。それ以前の端末の場合は、SIMロックがかかっている可能性があり、解除が必要になる場合があります。SIMロックやSIMフリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
SIMフリー、SIMロックって何?

では、SIMフリーの端末であれば大丈夫かというと、そうとも限りません。SIMカードにはサイズの違いがあり、大きいほうから、標準SIM(mini SIM)、Micro SIM、Nano SIMの3種類があります。そのため、端末がどのSIMに対応しているのかを確認しておくことが重要です。

近年では、eSIM(Embedded SIM)やマルチカットSIMも存在します。利用する端末がどのSIMに対応しているかを事前に確認し、それぞれの違いについて理解することで、間違うことなく入れ替え作業を進められるでしょう。SIMカードのサイズや種類については、こちらの記事をご確認ください。
SIMカードの種類とサイズ変更の方法を解説

SIMカードにはどんなデータが記録されているの?

ところでSIMカードにはどんなデータが記録されているのでしょうか。SIMカードを手に取って裏返してみると、接触式のICが埋め込まれています。この中には、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)と呼ばれる固有番号が、契約者の電話番号と結びついて記録されています。
SIMとはSubscriber(回線)、Identity(識別)、Module(モジュール)の略で、SIMカードは文字どおり回線の契約者を識別するためのカードというわけです。
なお、格安SIMカードの場合は、データ通信専用のSIMカード、データ通信+SMS(ショートメッセージ)対応のSIMカード、さらに音声通話もできるSIMカードがあります。音声通話対応のSIMカードであれば基本的にSMSには対応しています。
一方、アプリや写真、音楽などのデータはスマートフォンおよび携帯電話本体内の内部ストレージと呼ばれる記憶装置に保存されています。Android端末の場合は、データによってはSDカードにも記録できます。

SIMカードの入れ替え前に必要な準備

スムーズに作業を進めるために、次に挙げる準備が必要です。

  • SIMロックの解除
  • SIMピンや代用品の準備
  • Wi-Fi環境の準備
  • データのバックアップ

前述のとおり、SIMロックがかかっている状態ではSIMカードを入れ替えても通信サービスを利用できません。はじめにSIMロックが解除されていることを確認しておきましょう。次に、SIMカードを端末から取り出すためにはSIMピンと呼ばれる専用の道具が必要になります。SIMピンは多くのスマートフォンに付属品として同梱されていますが、手元にない場合や安全ピンでも代用可能です。
また、SIMカード入れ替え後の初期設定を行う際に、Wi-Fi接続が必要になる場合があります。そのため、Wi-Fi接続できる環境を準備しておくことも重要です。最後に、念のために端末のバックアップを取っておくことをおすすめします。バックアップを取っておけば、万が一のトラブル時でもデータを復元することができるからです。

SIMカードの入れ替えをするときの注意点

SIMカードを入れ替える際は、次に挙げる点に注意しましょう。次の注意点に留意しないと、SIMカードの破損や正常に通信できなくなる可能性があります。

SIMカードのサイズ違い

SIMカードは標準SIM、Micro SIM、Nano SIMの3種類があります。端末に合わせて正しいサイズのSIMカードを選択しなければ、SIMカードの破損や読み取り不可につながりかねません。大きすぎても小さすぎても正常に動作しなくなるため、適正なサイズを選択することが重要です。

ICチップに直接触れない

ICチップは非常にデリケートな部品です。指紋や油分、汚れなどが付着すると接触不良を引き起こし、SIMカードが正常に認識されなくなる可能性があります。そのため、SIMカードのICチップには直接触れないようにしましょう。

静電気対策

SIMカードのような精密機器は、静電気に弱い性質を持っています。静電気によってICチップが破損することも考えられるため、静電気対策も欠かさず行いましょう。特に乾燥した季節や、静電気を帯びやすい素材の衣服を着用している場合には注意が必要です。

SIMピンの差し込み穴の確認

SIMカードを取り出す際は、SIMピンを使ってSIMカードがセットされているトレイを取り出します。その際、SIMピンの差し込み穴に挿入しますが、誤ってマイク穴やスピーカー穴などの別の穴に差し込まないように注意しましょう。正しい差し込み穴にSIMピンを挿入した場合、ほとんど力まずにトレイを取り出せます。

SIMカードの入れ替え方

SIMカードの入れ替え手順は、iPhone/Androidを問わず次の流れとなります。

  1. 端末の電源を切る
  2. 端末からSIMカードを取り出す
  3. 新しいSIMカードを挿入する
  4. 初期設定を行う

iPhoneからSIMカードを取り出すには、iPhoneに同梱されている「SIM取り出しツール(SIMピン)」を使います。なければクリップで代用も可能です。SIMピンの先端を本体サイドにある穴に差し込んで押し込むと、ポンっとSIMトレイを抜き出せます。
Androidの場合は、端末の裏蓋を外して電池パックを取り外すとSIMトレイを入れるスロットがあるタイプ、iPhoneと同じように本体サイドに挿入口があるタイプなどがあります。
入れ替える際には、前述の注意点と併せてSIMカードの向きにも気をつけましょう。取り出した際に、ICチップの向きを覚えておくと間違えにくくなります。また、小さいので落としたり飛ばしたりしないように注意が必要です。広いテーブルの上などで作業することをおすすめします。

SIMカードを入れ替えた後に必要な設定

格安SIMカードを端末に装着したら、APN(アクセスポイント名)設定を行う必要があります。APNとは簡単にいえばインターネットに接続するための接続先のことです。
設定方法はSIMカードに付属しているマニュアルなどに書いてあり、それほど難しいものではありません。Android端末の場合は、「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」に進み、「新しいAPN」をタップ、ここでSIMカード付属のマニュアルに従って、アクセスポイント名、認証ID、パスワード、認証方式などを入力します。
iPhoneの場合は手動ではなく、「APN構成プロファイル」を使用するのが一般的です。まずWi-Fiでインターネットに接続し、専用ページからプロファイルをダウンロードしてインストールします。その後、「設定」→「モバイルデータ通信」と進み、「LTE回線を使用」をオンにすれば設定完了です。

DTI SIMのAPN設定方法につきましては以下のマニュアルページからご確認いただけます。
https://dream.jp/mb/sim/support/manual/

SIMカードの入れ替え前に注意点を確認しておきましょう

SIMカードの入れ替え自体は、そこまで難しい作業ではありません。しかし、SIMカードはあまり頻繁に抜き差しするようには作られていないため、乱暴に扱うことは禁物です。端末によって利用可能なSIMカードの種類も異なり、注意すべき点もいくつか存在します。SIMカードの入れ替えを実施する際は、この記事で解説した内容を参考にしつつ、慎重に進めましょう。

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