映画「ミュージアム」のあらすじなどをネタバレありで徹底解説！

【ネタバレあり！】ミュージアムはどんなあらすじ？

まずは、映画・ミュージアムのあらすじについてご紹介します。

ある日リビングのソファで寝ていた刑事の沢村久志は、署からの電話で目を覚まします。

部屋には子どものおもちゃやゴミなどが散乱していますが、妻や子どもの姿は見当たりません。

現場に到着した沢村は、工事をしていて立ち入り禁止となっていたトンネルへ。

入り口付近で嘔吐している部下であり相棒の西野純一に声をかけ、奥へと進んでいきます。

そこには、檻の中に入っている“凶器”と呼ばれる大型犬が吠え続けていました。

さらに、両手を広げて跪く姿勢で縛られ、体を食いちぎられた被害者の姿があり、凄惨な状況を目の当たりにします。

ベテラン刑事である関端浩三は、犯人が被害者を生きたまま鎖につなぎ、大型犬3匹をけしかけて立ち去ったと言うのです。

その後、聞き込みをしている中で雨合羽を身に付けた人物の目撃証言が浮かび上がりました。

また、犬の吐しゃ物からは“ドッグフードの刑”と書かれたメモを発見。

それをヒントに、沢村は強い恨みを持った人物の制裁ではないかと考え始めます。

捜査が進む中で被害者は、アパレル勤務の上原あけ美だと判明。

1週間ほど前から同棲を始めていた交際相手に、犬に関して思い当たる部分はないかと尋ねるのでした。

場面は変わり、とあるマンション。

ニートでオタクの息子が夜勤に向かう母親に毒づき、夕飯として用意されていたおでんを食べようとしていました。

その時、玄関チャイムがしつこくなります。

あまりにしつこいため、ドアを開けてしまうニート息子。

すると、隠れていたカエルマスクの男に拉致され、土砂降りの雨が降る中、ある廃倉庫に連れ込まれてラップで椅子に縛り付けられてしまいます。

椅子に縛り付けられた彼の後ろには、計量器に乗せられたおでん鍋がありました。

カエル男は「君の生活をずっと覗いていた。“母の痛みを知りましょうの刑”を求刑、執行する。」と言います。

必死で逃げようとする彼をカエル男は蹴りつけ、糸のこぎりで切り刻んでいきました。

翌日に遺体が発見され、被害者の母親が捜索願を出していたことから身元が判明。

沢村はまた名刺サイズのカードを発見し、刑の名前が書かれていることに気が付きます。

被害者の自宅のドアには、ピッキングされた痕跡と長靴の足跡。

計量器に乗せられていた被害者の肉片は、出生体重と同じだったと判明します。

食事をしながら、事件について話し合う沢村と西野。

これまでの事件から判明している共通点は、犯人は被害者について詳しく調べており、熟知していると言うことです。

話をしつつも水を貰おうとすると、斜め向かいの男が気を利かせて注いでくれました。その手は傷だらけでした。

男が立ち去っていく中、沢村は西野に対して被害者と同じ体験をイメージさせます。

すると、右頬を左手で掴んで糸のこぎりで切り刻んだ場合、被害者は左指をかじる事しかできないと気付くのです。

それに気付いた沢村は、先ほどの男の左手が傷だらけだった事を思い出します。

追いかけようとしますが、既にその姿はありませんでした。

捜査会議では、事件発生時の共通点に注目。

現場で雨合羽を着た不審な人物が目撃されている点、犯行が行われた日はいずれも雨が降っているという点です。

このことから、犯人はあえて雨の日を選んで計画的に犯行を重ねているのではないかと推測されます。

捜査を進める中で、被害者の共通点も判明しました。

それは、幼女樹脂詰め殺人事件の裁判員だったということです。それを知った沢村は、みるみるうちに顔色が変わります。

実は沢村の妻もその事件の裁判員を務めており、2週間前に息子と家を出ていったのです。

刑事たちは一斉に動き出し、沢村も妻に連絡を取ろうと試みます。しかし、何度電話をかけても繋がりません。

幼女樹脂詰め殺人事件の裁判で、被告は死刑となりました。

判決が下された後、被告人・大橋茂は元々患っていた精神疾患が悪化。移送された警察病院で、自殺していたのです。

ラジオやテレビでは、裁判官の小泉勉が失踪したことが報じられており、彼の豪邸には宅配便が届いていました。

品前には“均等愛の刑”と書かれています。

同じタイミングでキャバクラ嬢のユキにも同じ品名の荷物が届いており、中には縦に切られた小泉裁判官の亡骸が入っていました。

捜査会議が行われた結果、被害者になる可能性があるのは残り6名と判明。

その中の1名が、沢村の妻でした。

捜査をしていると連絡が入り、冷凍室の檻で笑いながら亡くなっている氷漬けの女性が発見されたと聞かされます。

檻に貼り付けられたカードには“ずっと美しくの刑”と、書かれていました。

また、他の場所では占い師の男性が針を千本飲まされる“針千本飲ますの刑”で殺害されていることも判明します。

いずれも裁判員の1人でした。

沢村は捜査班から外されましたが何とかしたいと思い、妻の友人である佳代が働く病院へ向かいます。

佳代から話を聞こうとしますが、妻のことで激しく責められるだけでした。

そんな時、別の刑事に妻と息子が危険だと知らされます。

佳代は、自分自身の部屋にかくまっていると言いますが、彼氏と名乗る人物について刑事が説明すると愕然とします。「（私に）彼氏はいない」と言うのです。

佳代の部屋にいたのは、これまでの殺人事件を起こした雨合羽の男でした。

その頃、その男は衣装ケースに遥と息子を詰め込み、車に乗せていました。車の後を、刑事と沢村が乗った車が追いかけていきます。

佳代が部屋に戻ってみると、そこには“お仕事見学の刑”と書かれたカードが置かれていました。

それを聞いた沢村はヒートアップし、必死に追い詰めていきます。

しかし応援を呼ぶ時にハンドルを切り損ねてしまい、トラックと事故を起こしてしまうのでした。

男は車から満身創痍で脱出した沢村を蹴り上げ、にやり。妻子を連れ去っていきます。

意識が薄れていく中、沢村は妻のことを何も知らなったと気が付かされます。

3年前に行われた裁判員裁判のこと、2人目の子どもを流産していたことなどを知らないまま生活していました。

どれだけ妻が辛い思いをしていたのか、全く知らなかったのです。

その後沢村は謹慎処分を言い渡され、西野から捜査状況を教えてもらっていました。

事件に関する資料に目を通していた時、西野は外にカエル男がいることに気が付きます。

挑発するように窓ガラスを叩き、走り去るカエル男。

男を追いかけていると沢村の携帯が鳴り、ビルの屋上に行くよう告げられました。

するとそこには、先に追いかけていた西野が後ろに手を縛られ、ビルの端に立たされていました。

西野のネクタイを持ちながらカエル男はバランスを取っており、その手には拳銃が握られています。

そしてカエル男は自分自身を表現者であり、人を楽しませるためのアーティストだと言いました。

3年前の事件で、大橋茂に自分の作品を邪魔されたため怒っていると言うのです。

雨が止むと首元をかきながら「時間が来た」と、西野のネクタイを離すカエル男。

バランスを崩した西野は屋上から落下し、カエル男はまんまと逃げてしまいます。

同僚から責められる沢村ですが、カエル男との会話を報告し重要参考人として扱われるようになります。

しかし、捜査を続けたい沢村は裏ルートで銃を入手し逃亡。

飲食店でアレルギーがあると騒ぐお客さんを見て、カエル男は日光アレルギーではないかと突き止めます。

そして、脅迫まがいの行為で病院をしらみ潰しに調べ上げ、医師からカエル男に関する情報を突き止めたのです。

カエル男の本名は「霧島早苗」といい、極度の光線過敏症でした。

霧島の家に侵入し、進んでいくとクラシックが流れている部屋にたどり着きます。

その部屋には今までの犯行が貼られていました。テレビの画面には、沢村の部屋が映し出されています。

背後から忍び寄る気配に反応し、取っ組み合いになりますが背中を負傷。沢村は、意識を失ってしまうのでした。

目が覚めると、密室に閉じ込められていました。逃げ出す術もなく、遊びに付き合うしかないと考えます。

部屋の出入口に”CHALLENGE”と表示された電子キー、壁際には拳銃を持った遥と”ぱぱあそぼ”と書かれた箱を持った将太のリアルな人形…。

そして、箱にはジグソーパズルと携帯レコーダーが入っていました。

パズルを完成させるべく、“差し入れ”されたハンバーガーとジュースを口にしながら、子どもとの会話を思い出そうと試みます。

思い当たるパスワードを押しても、扉が開くことはありません。

その頃霧島は、メトロポリタンミュージアムを口ずさみながら何かの肉をミンチにし、ハンバーグを作っていました。

試行錯誤の末、ほぼ完成させたパズルから「EAT」という言葉が現れます。

沢村がパスワードを押すとやっと扉が開きますが、そこには皿に毛髪が残り、冷蔵庫には妻子の写真が貼られていました。

冷蔵庫の中には2人の生首があり、沢村は声をあげて泣くことしかできませんでした。

しかし実際は、妻も息子も生きていて、沢村が見ていたのは精巧に作られたレプリカ。

沢村の元へやってきたカエル男は、神経を逆なでするような言動を繰り返して煽るのでした。

触発された沢村は、撃ち殺そうと発砲。

しかし、次にカエル男を見つけた時には何者かと入れ替わっており、マスクを外すとそこには妻がいたのです。

妻・遥は、子どもが人質に囚われていると言います。

子どもを助ける為には妻を殺すしか手立てはありませんが、いずれかを選ぶのは無理な話でした。

そのため、霧島を撃ち殺そうと試みますが失敗。

逃亡した霧島でしたがあいにく外は晴天で、光線過敏症の症状で皮膚は焼けただれ、呼吸困難に陥り意識を失います。

事件から3ヶ月。

沢村の体の傷は、すっかり良くなりました。しかし、心はあの時のまま置き去りになっていて、日常を取り戻すのは難しい状況でした。

それでも、普通の生活を取り戻すために息子の運動会へ足を運びます。

息子は意外に足が速く、夫婦揃って笑顔で応援。2人は、子どもがしきりに首すじをかいていることに全く気づきませんでした。

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ミュージアムのキャストと登場人物

映画・ミュージアムには、豪華なキャストが参加しています。続いては、キャストと登場人物をご紹介します。

小栗旬（沢村久志）

カエル男を追う、警視庁捜査一課一係巡査部長。連続猟奇殺人事件の真相に迫ります。

沢村久志を演じている小栗旬は『追憶』や『君の膵臓を食べたい』『マイ・ダディ』などの映画に出演。

また、ドラマや舞台でも活躍している、実力派俳優です。さらに、映画監督としての才能も発揮しています。

尾野真千子（沢村遥）

沢村久志の妻。一人息子がいます。夫は家庭を顧みず仕事に没頭しているため、距離を置いていました。

沢村遥を演じている尾野真千子は『ハケンノアニメ！』や『こちらあみ子』『20歳のソウル』などの映画に出演。

テレビドラマやドキュメンタリーへの出演実績も豊富です。

野村周平（西野純一）

警視庁捜査一課一係警部補。沢村と一緒に猟奇殺人事件を追っています。

西野純一を演じている野村周平は『男子高校生の日常』や『ちはやふる』『帝一の國』などに出演。テレビドラマにも多く出演している人気俳優です。

丸山智己（菅原剛）

警視庁捜査一課一係警部補。

菅原剛を演じている丸山智己は『仮面病棟』や『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』『ニセコイ』などの映画に出演しています。

また『家庭教師のトラコ』や『NICE FLIGHT！』など、多くのドラマにも出演している人物です。

田畑智子（秋山佳代）

沢村の妻・遥の親友。介護施設で働いています。

秋山佳代を演じている田畑智子は『あの日のオルガン』や『おらおらでひとりいぐも』『ハウ』などの映画に出演。

ドラマや舞台で、幅広く活躍しています。

妻夫木聡（カエル男 / 霧島早苗）

猟奇殺人事件の犯人であり、カエル男の正体。極度の光線過敏症を患う、快楽殺人犯です。

研究熱心で、緻密な計算や計画性のある犯行を得意としています。

霧島早苗を演じている妻夫木聡は『浅田家！』や『殿、利息でござる！』『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などに、出演。

日本映画だけではなく海外映画にも出演しており、世界的に活躍している人物です。

市川実日子（橘幹絵）

慈光大学医療研究センターの女医。

橘幹絵を演じている市川実日子は『ナラタージュ』や『シン・ゴジラ』『初恋〜お父さん、チビがいなくなりました』などの映画に出演しています。

『アンナチュラル』や『白い巨塔』など、知名度が高いドラマへの出演実績も豊富。

伊武雅刀（岡部利夫）

警視庁捜査一課課長。警視正という階級を与えられています。

岡部利夫を演じている伊武雅刀は『カイジ ファイナルゲーム』や『日本独立』『冬薔薇』などの作品に出演。

声優やナレーターとしても活躍しています。

大森南朋（沢村久志の父）

沢村久志の父。元々刑事として働いていましたが、通り魔事件で殉職しています。

沢村久志の父親を演じている大森南朋は『アウトレイジ 最終章』や『この道』、『初恋』などの映画に出演しています。舞台やドラマでも活躍している人物です。

松重豊（関端浩三）

警視庁捜査一課一係警部。

関端浩三を演じている松重豊は『老後の資金がありません！』や『大怪獣のあとしまつ』『余命10年』などの映画に出演しています。

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カエル男の刑について

連続殺人犯であるカエル男は、自分自身をアーティストだと語り、ターゲットとなった人物に相応しい判決を下しています。

そんなカエル男が下した刑には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

ドッグフードの刑

「ドッグフードの刑」は空腹の犬を放ち、生きたまま食べさせるという刑です。そのため遺体は血まみれで、肉は引きちぎられていました。

被害者となった女性は、恋人が犬アレルギーだという理由で飼っていた犬を保健所に連れていったため、このような刑が下されてしまいます。

母の痛みを知りましょうの刑

「母の痛みを知りましょうの刑」では被害者を椅子に縛り付け、肉体を糸のこぎりで削り取っていきます。

意識がある状態で犯行に及ぶため、想像を絶する苦痛が待っています。母親の苦労を知らずに、すねをかじり続けていた男性が被害に遭いました。

均等の愛の刑

「均等の愛の刑」は、体を真っ二つに切り裂き、妻と子が住む自宅と愛人だったキャバクラ嬢の家に届けるというものです。

被害に遭ったのは裁判官の男性で、キャバクラ嬢と不倫をしていました。そのため、家族と愛人に対して均等に分けた肉体が届けられたのです。

ずっと美しくの刑

「ずっと美しくの刑」は、女性を冷凍死させるというものです。

全裸で小さく笑みを浮かべている彼女の姿は、まるで美術館に飾られている彫刻作品のような美しさを感じられるものでした。

被害者となった女性は、エステや美容整形を繰り返すことで男性をたぶらかしていました。

ずっと綺麗でいたいという望みを、カエル男は叶えてあげたのではないでしょうか。

針千本飲ますの刑

「針千本飲ますの刑」は、身動きが取れないように縛り口を大きく開けさせ、おびただしい量の針を体内に入れられるというものです。

悶絶しながら窒息死することになります。

子どもの頃に友達と約束する際、誰もが歌ったことのある「ゆびきりげんまん、嘘ついたらはりせんぼん飲ます」を再現したものです。

被害に遭った占い師がお客さんに対して嘘をついていたことから、このような刑になったと考えられます。

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ミュージアムの気になるポイントを徹底考察！

映画「ミュージアム」には気になるポイントがいくつかあります。それらの中からいくつかピックアップし、考察していきます。

ハンバーガーには何の肉が使われている？

作中では、何の肉を使っていたのか触れられることはありませんでした。

ハンバーガーの肉は、沢村の妻子を殺しそれを使っているように見せていましたが、実際は生きていたので妻子の肉でないことは明らかです。

ただし、カエル男は猟奇殺人事件の犯人なので、他の人の肉だったという可能性は捨てきれないでしょう。

タイトルに込められた意味とは？

この作品では、猟奇殺人事件が何度も起こります。

芸術的な死体を作り出しているというとんでもない考え方の犯人による犯行は、どれも残虐なものばかりです。

しかし犯人にとっては芸術作品なので、その集合体を意味したタイトルではないかと考察できます。

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原作は漫画！どんな評価を受けている？ 

映画「ミュージアム」の原作は漫画です。最後に、漫画はどのような評価を受けているのかご紹介します。

一巻目が面白かった漫画。
【ミュージアム@巴亮介】を読んだ。→→→内容は知らずに読んだ方がいいわ。→→→この作品は、絵が見やすいし、文字量が適度。このジャンルだと文字を詰め込んで読みにくいのもあるけど、これは適量。
また面白い作品に出会えましたね。
二巻目を買います。#読了

— たまこ (@ats198024) June 3, 2022

『ミュージアム』 巴 亮介著
洋画のSAWって知ってる？あれの日本版みたいなかんじ。猟奇殺人のサスペンスホラー。緊迫感とか恐怖感みたいのがやばいし、読了後も不安感というか、嫌な後味が残る。でもスゴイ。 pic.twitter.com/H7di7QIF4N

— 漫画bot (@manganopower) April 15, 2015

原作を読んだ人からは、このような感想が。

後味はスッキリしませんが、緊迫感などを感じられる漫画に仕上がっているのです。ハマる人にはハマる作品だと言えます。

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まとめ  

映画『ミュージアム』は、猟奇殺人事件が連続で起こるサスペンスホラー映画です。

グロテスクな描写などもあるので、苦手だと感じてしまう人もきっといるでしょう。

しかし、かつて映画界に大きな波紋を呼んだ『セブン』と似たような作品になっているので、好きな人はハマるのではないでしょうか？

『ミュージアム』は現在U-NEXTをはじめ、様々な配信サイトから視聴することが可能です。気になっている人はぜひ一度鑑賞してみてください。

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